2004年05月08日

後藤真希さんのコンサート2004春【7】

前回の続きです。(いつ終わるんだ?)

9曲目は、シングル曲のメドレーです。
まずは「愛のバカやろう」というファーストシングル。
観客は、「ご〜ちん、それっ!、ご〜ちん!、それっ!」という掛け声で盛り上げます。
「♪I'm cry cry cring〜♪」という歌詞のところから、急に曲調が変化し、「♪DRYに抱きしめて うわさのSEXY GUY♪」と「うわさのSEXY GUY」という曲へ続きます。
どちらも、10代にはアダルトちっく過ぎる曲ですね。
大人っぽい曲から今度は一転、さわやか系の曲「スクランブル」。
青空が似合う名曲だと思います。
そんな曲が終わると、急にジャズ系の音楽へ。
「手を握って歩きたい(Album Version)」です。
モー娘。卒業の際のシングル曲ですね。
出だしは、スローな感じ・・・・・そして音が消えるや一転、明るくまっすぐ・早いテンポになり、観客の声もヒートアップ。

10曲目は「LIKE A GAME」。
ズンズンズンと進むかのようなダンサプルナンバー。
少し歌った後、そのBGMにノッて、ダンサー3人の紹介です。
YUN、KAOPON、michi。
後藤さんが名前を呼ぶたびに、一人ずつダンスを披露。
その踊りに合わせて、観客の掛け声もリズミカル。
最後に、稲葉さん再登場!
30歳になっても、そのワイルドなダンスは健在です。

後藤さんが消えると稲葉さんは、ステップ1と称し、簡単なダンスを披露。
すると客席にジェスチャーで、「同じ事をやってみろ!」と云って来ます。
「1,2,3,4!」のカウントダウンの後、観客も同じようにやります。
それが見事に出来ると、ステップ2へ。
これまた見事にクリア。
そんな感じで進めていると、ラストステップは、超難しいダンス。
稲葉さんのダンスを見て、観客は「えっ? お〜? 出来ね〜」という声。
しかし「1,2,3,4!」のカウントダウンは始まります。
けれど、後藤さんやハロプロのコンサートで鍛えたダンス力。
みんな、やってしまうところが凄い!
その流れのまま、ダンサー二人が、白い巨大な布を縦に広げます。
布の真ん中辺りを、三人目のダンサーが掴んでいます。
真ん中のダンサーは、顔しか見えません。
BGMの終わりと同時に、その布を降ろすと、ダンサーが一瞬のうちに後藤さんへ!!
そして11曲目「LOVE。BELIEVE IT!」を歌います。
衣装は金色の上下セパレートになったスカート衣装。
キャンギャルが着ていそうな感じの服です。
そこに赤い色のプーツが、セクシーさを引き立てます。
だんだん曲も、アイドルっぽいカラーが無くなっていきますねぇ。
観客席も、掛け声よりも、踊っている方が多いですね(しかも旨かったりする)。

そして12曲目。「愛ってどんな×××?」
前の曲といい、どっちかというと、BoAさんが歌ってもおかしくない感じの曲です。
avex系のダンス曲とかの方が、後藤さんには合っているのかも(ダンス、めちゃ旨いし)。
間奏の際のダンスは、長時間にも及ぶ複雑なものなのに、難なくこなしていました。

曲が終わってしばらくの間、後藤さんは影で補給。
その間も観客は、「ご〜ちん!」コールで待ちます。
ステージの前に再び現れると、歓声の中、「みんな盛り上がってるっ?」の大声。
観客が反応すると「まだまだ。盛り上がってるっ?」とはやし立て、観客のボルテージを限界まで引き上げます。
そんな中で音楽が入り、13曲目「盛り上がるしかないでしょ!」。
かなり高速な曲。
観客は一歩も劣らずに追いつき、歓声をあげます。
後藤さんの後に、同じように歌う部分では、本当にみんな喉の奥から搾り出して歌ってます。
後藤さんは、ステージの端から更に客席近くまで接近し、観客の声をもっと引き出そうとします。
ここまで観客が大声で盛り上がるライブって観たことないですよ、本当。
最後の「サンキュー!」で、皆がはじけ切りました。

ここまでボルテージを上げ、強制冷却。
14曲目「オリビアを聴きながら」。
昨年の紅白歌合戦で歌った曲。
そして、モーニング娘。のオーディションで歌った曲でもあります。
衣装は赤色で、上半身は、胸の部分だけをグルッと生地で巻いたような感じ(肩紐の無いスポーツブラみたいなもの?)。
下半身は同色のホットパンツ。
似たような系統の服が多いですね。
似合っているし、露出度も高いからO.K。
この衣装は、この曲を紅白で歌った時のもの。
ステージのセットが高くなったり低くなったりと階段状に動く所を歩きながら、しっとりと名曲を歌い上げます。
後半、まるで感動的なドラマのクライマックスかのような高揚感がありました。

「O.K! 次、ラストー! 原色GAL 派手に行くべ!」
15曲目、最後に「原色GAL 派手に行くべ!」です。
コミカルで明るく、そしてテンポの速い曲です。
面白い単語が、おもちゃ箱をひっくり返すかの如く飛び出て、ズンズンと進んでいきます。
ダンサー、稲葉さんも総登場。
ステージが全て金色に光り輝き、炎まで吹き上がります(熱っ! 炎の熱さが伝わってきます)。
「サンキュー!」とラストをしめて姿を消します。

当然、これで心が落ち着くファンではありません。
「ご〜ちんっ!」コールが鳴り響きます。

アンコールの模様は、ラストである次回にて!!

Posted by kanzaki at 2004年05月08日 07:00