特捜戦隊デカレンジャー【第22話・その2】
前回の続き
ボンゴブリンが巨大化し、街を破壊しつくす。
デカレッドは、ディーバズーカーで応戦するも、まるで歯が立たない。
ドギーの指示で、デカベースを発進させる。
デカレンジャー全員を乗せると、デカベースロボに変形させる。
しかし、相手は瞬発力に富む敵。
すばやい攻撃に、巨大すぎるデカベースロボでは応戦できない。
デカグリーンの「デカベースロボじゃ、小回りが効かない」の云うとおり、手も足もでませんねぇ。
デカベースロボって、初登場からそんなに出演回数が少ないのに、早くも弱体化。
しかし今回は「相手が悪かった」としかいい様がないですね。
使い方が誤っただけなので、今後もちゃんと活躍してくれることを願いましょう。
デカレッドが「そうだ、正義は絶対に勝つんだ!」と叫んでいると、
テツ
「またそんな。ナンセンスなことを云ってないで、どいてください」
という声が聞こえる(ナンセンスというのが口癖らしい)。
そして、デカバイク登場。
そのまま特捜変形と称し、デカバイクロボに変わる。
・・・時間がなかったからか、物理的に難しいからか分かりませんが、全編CGによる変形って、ちょっと物足りないですね。
サンダーバードとか見てきた世代なので、本物のミニチュアでコマゴマ・チクチクとギミックによって動くのが好きなんですよねぇ。
巨大なバイクというと、Vガンダムを思い出すねぇ。
巨大戦艦にタイヤが付いていて2輪走行するという、トンデモマシンが登場してました。
Vガンは、やけにバイク系の兵器が数多く登場。
それもこれも、「ドゥカー・イク」という宇宙世紀のバイク乗り(ヒゲオヤジ)のせい。
バイク乗りの楽園を築く為に戦っているのですから・・・。
「旧世紀以来のバイク乗りの伝統の復活を願う私が、これしきの事で！」
ボンゴブリンの攻撃も、とても硬い装甲で跳ね返してしまう(特に胸の部分の金色とパトライト)。
そして、攻撃。
ツインソードと称し、両手から刃物が飛び出す。
両手を広げてアラレちゃんばりに走り出し、「ソニックブルー」と称し、波動を伴って相手を切りつける。
相手がひるんだ隙に、「バイザーオン!」と顔の前部に赤いバイザーが降りる。
「ライディングモード!」の掛け声で、両足を揃え、胸と足のタイヤを高速で回転。
刃物の付いた両手を広げ、うつ伏せになって、タイヤで走行(何か、左右のビルまで切って突っ走りそうで怖い技だ)。
途中で空中へ飛翔。
高速で身体を回転させて、「ソードトルネード」の掛け声と共にボンゴブリンを八つ裂きです。
テツの「ゴッチュー」の声で、ボンゴブリンは、ボヨヨンと大爆発。
ソードトルネードを見て、
「これって、ガンダムWに登場していた、ガンダムヘビーアームズと同じ技じゃん!」とか、
「いやいや、ゲルマン忍者シュバルツのガンダムシュピーゲルでしょう」と思うかも。
シュバルツは、かっこ良かったですねぇ。
「それとも、こんなキョウジのような悲劇が繰り返されてもいいのかっ!
やるんだっ! デビルガンダムの呪いから私達を解き放つ為にもおおおおおおおお。
さあっドモン! デビルガンダムに最後の一撃ををををを!」
・・・ガンダムネタになってしまうと暴走してしまうorz
デカバイクロボから、一人の男が降り立つ。
ブリッツ、サキュバス、デカレン5人、その姿に注目。
胸には�困糧峭罅Ｇ鬚叛弔離后璽弔剖眇Г離薀ぅ鵝５韻�金バッチ。左手にはブレスロットルと呼ばれる変身アイテム＆バトルブレス。
サキュバス
「なんなのアンタ! なんなのさ!」
デカブレイク
「無法な悪を迎え撃ち、恐怖の闇を打ち破る! 夜明けの刑事 デカブレイク!」
ブリッツ
「その金バッチは、特キョウか」
デカブレイク
「だったら何だ」
ブリッツ
「ふっ、別に用はねぇ!!」
とマシンガンをデカブレイ目がけてぶっ放す。
デカブレイク周辺が、真っ白な煙に覆われる。
やられたかと思いきや、煙のはざまから、さっそうと歩みだしくる。
左手はグーに握られている。
デカブレイク
「あいにくだったな」
握られた手を緩めると、そこから無数の弾丸が地面へ落ちていく。
ナレーション
「一瞬の早業で何が行われたのか、特別にもう一度見てみよう(宇宙刑事ギャバンのノリだなあ)。」
ブリッツ、弾丸発射
↓
デカブレイク、ブレスロットルのハンドルを引き起こしスロットルを回転させ加速装置を起動(仮面ライダー555のアクセルフォーム?)
↓
“高速拳ライトニングフィスト”によって光の速さでの動きが可能になり、敵の弾丸を受け止める
↓
受け止めたのに、何故か爆煙
↓
インクレディブ
今度は、デカブレイクの攻撃。
一方的にブリッツにヒット。
そして最後に“電撃拳エレクトロフィスト”。
地面に拳を食らわせると、地面を伝って電撃がブリッツ・サキュパスのいる所へ流れる。
相手、大ダメージ。
「俺の左手は、一味違うぜ」
敵が退散。
デカプレイク、変身を解く。
姶良鉄幹の姿に戻る(めちゃくちゃ爽やか美青年)。
テツ
「これが地球か・・・(あんた、地球人じゃないの?)」
デカレン5人が駆け寄る。
バン
「おいっ! なんなんだよ、コノヤロウ。人のこと、邪魔だの無駄だの、好き勝手云いやがって」
テツ
「あなたですか。通信の相手は・・・」
バン
「そうだよ。散々、馬鹿にしてくれちゃって。俺は怒ってんだ!」
テツ
「ナンセンス」
バン
「なんだと!」
テツ
「正義は勝つとか云って、恥ずかしくありませんか?」
バン
「どういう意味だよっ!」
と突っかかる。
みんなが制する。
ジャスミン
「不穏当な発言(意外に敵対心あり)」
ホージー
「あなたが、特キョウの・・・(年下相手でも、目上に対して敬語で偉い!)」
テツ
「(笑顔で)姶良鉄幹（あいらてっかん）です。テツでいいですよ」
ウメコ
「若い・・・」
テツ
「(笑顔で)じゃあ、お疲れ様でした。ここから先、ヘルズ三兄弟については、俺が一人でやりますから。地球署の皆さんは、邪魔にならないようにお休みください」
ホージー、ジャスミン
「え?」
バン「なーにー!」と怒りをテツにぶつける(ますます、キムタクに似ますね)。
ナレーション
「デカレンジャーの危機に駆けつけた特キョウ・デカブレイク。果たして彼は、新たな仲間となるのか。そして共に力を合わせて、ヘルズ兄弟の残る二人を倒すことが出来るのか」
今回はここまで。
テツは、温室育ちのエリートって感じですね。
才能は凄いけれど、人との付き合いや協調性が全く無い。
相手が馬鹿にされていると思われてしまうような言動。
踊る大走査線のごとく、果たしてエリートと末端の刑事は、息を合わせることができるのでしょうかね。
5人と2人(ドキー、スワン)の非常にバランスのとれたメンバー構成でマッタリと楽しく見ていた番組なのですが、ここに異物が混入。
さあ、どんな化学変化を起こすのでしょうかね。
最初は、新しいメンバーは入れなくていいよと思っていたけれど、これでデカレンワールドに幅が出来るのならば、楽しみにしたいところです。
ちなみに、姶良鉄幹（あいらてっかん）という名前は、ミステリー作家 アイラレヴィン(代表作「死の接吻」「ローズマリーの赤ちゃん」)と、鉄観音烏龍茶を組み合わせたもの。
デカレンジャーのメンバーは全て、ミステリー作家の名前とお茶の名前が由来。
赤座伴番（アガサ・クリスティ、番茶）
戸増宝児（トマス・ハリス、ほうじ茶）
江成仙一（エラリー・クイーン、煎茶）
礼紋茉莉花（レイモンド・チャンドラー、ジャスミン茶）
胡堂小梅（野村胡堂、梅こぶ茶）
デカブレイク役の吉田友一さんは、身長183センチ。
他の男の子も全員180センチ代です。
そんな大きいなあ。
やはり、「デカ」レンジャーだからでしょうか。
美形で、タマテツ系の特撮出身イケメン俳優になりそう。
世のお母様を虜にしそうな悪寒。
デカレッドが射撃、デカマスターが剣術、デカブレイクが格闘・・・三者三様の戦闘スタイルで差別化されているのがいいですね。
デカブレイクはどうしても、仮面ライダーファイズ・アクセルフォームを思い出してしまいますが、なかなかカッコイイので、それも由。
次回をお楽しみに。
(以下、ネタバレありなので注意)
----------------------------------
さて、ここ数話、主役のデカレンジャー達が弱体化していますね。
否、既にデカマスターが登場してからかもしれませんが。
そんな5人も、ちゃんとパワーアップします。
その名も「スワットモード」。
デカレッド・スワットモード
http://www.rakuten.co.jp/bo-ya/509071/537496/
デカブルー・スワットモード
http://www.rakuten.co.jp/bo-ya/509071/537497/
デカグリーン・スワットモード
http://www.rakuten.co.jp/bo-ya/509071/537498/
5人ともパワーアップするみたいですよ。
仮面ライダーは新フォーム登場が定番ですが、戦隊が全員パワーアップするのって初めてじゃないでしょうか。
デカブレイク専用バイク「デカプレイクマシンボクサー」・・・一輪車???
http://www.rakuten.co.jp/bo-ya/509071/528917/
ブラストバギー
http://www.rakuten.co.jp/bo-ya/509071/537494/
劇場版に登場のバギー型マシン。
デカレンジャーロボと合体し、デカレンジャーロボ フルブラストカスタムに変形
スペシャルウエポン ディーリボルバー
http://www.rakuten.co.jp/bo-ya/509071/537495/
5人とも強力な飛び道具を使えるようになります。
・・・まあ本当のこと云うと、武装がパワーアップしなくてもいいから、当初の雰囲気を保ち続けてもらえれば、それでいいんだけれどなあ。
Posted by kanzaki at 2004年07月21日 21:00
| トラックバック (0)
