いよいよ「仮面ライダー響鬼」が、今度の日曜日から始まります。
今回は特別企画として、その主役を演じる細川茂樹さんが「徹子の部屋」にゲスト出演された模様をテキスト化しようと思います。
ライダーを見る前に、彼の素顔に触れてみましょう。
「初公開2歳で変身(秘)映像・細川茂樹」
徹子の部屋
◇細川茂樹を迎える。
大学卒業後の進路を決める時、俳優を目指して上京。
しかしまったく売れず、貧しい生活が3年続いた。
あきらめて故郷に帰ろうと思った時、オーディションに合格。
どうにか食べていけるようになったが、怒られっ放しのつらい日々を過ごしたという。
放送日時 1月28日(金)13:20〜13:55 テレビ朝日 Gコード(5784848)
徹子
「今日のお客様は、大変人気の俳優さんですけど、特に新聞の広告でよくご覧になっていると思います。
細川茂樹さんです」
細川さん、黒いスーツで登場。
内側は白いシャツ。丁寧に頭を下げて挨拶。
やっぱ、かっこいいですねぇ。
徹子
「エリートサラリーマンとかやってらっしゃるけれど、なんたって水泳の選手でいらっしゃいますものね。
お背も高くて素敵な・・・宜しくお願いします」
CM明け、二人とも椅子に座って対談。
徹子
「俳優でいらっしゃいます。
クールでエリートなサラリーマンとか色んな役をやられているんですけれども、コマーシャルでは、日経新聞の・・・その細川茂樹さんです。
宜しくお願いします」
細川
「宜しくお願いします」
徹子
「やっぱり、そういう新聞を読んでいるコマーシャルに出ていらっしゃるのだから、クールな役とか、知的な役とか(オファーが)来ます?」
細川
「そうですね、あのーやっぱり、分かりやすいというか、ええ・・・僕としては得した気分ではあるんですけれどね(笑)」
徹子
「大変お体がいい方で、水泳の選手でいらしたんですが、まず最初に経歴からお聞きしますと、なんたって、non-noのボーイフレンド・・・non-noを読んでいる女の子のボーイフレンドのような人という事で、4代目でいらっしゃるそうです。
これは2,217名の中から選ばれた・・・あっ、これですね」
その当時の雑誌に掲載された姿が映しだされる。
「数学で分かる細川クン(ノンノボーイフレンド)徹底解剖」と云う記事。
細川さん、白いTシャツを着ている。
以下の文字がブリントされたシャツ。
name SHIGEKI HOSOKAWA
birthday 1971・12・16
height 179cm
weight 65kg
bloodtype O
徹子
「3代目が阿部寛さんだったそうですけれど、この徹底解剖というのを読んだら面白いですね。
ジーンズのサイズ29インチ。ウエスト64センチとか、水泳で鍛えているので・・・カラオケで96点とったとか、色んな事が書いてあってね。
長電話の最長記録7時間30分! 誰とそんなに話したんですかね?」
細川
「まあ結構、電話は好きでしたね。
当時はやっぱりこう学生だったんでね」
徹子
「あ〜そう。幼馴染の女の子とか話してたとか、徹底解剖によると」
細川さん、笑い。
徹子
「女の子でも7時間30分話さないかもしれないので」
細川
「本当ね、今こう思うと、嫌がられてないかなあと思いますけれどね(笑)」
徹子
「話すのは好きな方?」
細川
「お喋り好きですよ」
徹子
「そのお喋り好きで、ノンノボーイフレンドに受かったんだけれど、大変仕事が無い氷河期があったそうですが、ノンノボーイフレンドはあなたのお母様とお姉さまが・・・これに受かると貰えるって云うんで・・・」
細川
「そうですね。あのー、ショルダーバッグとボストンバッグ。
あとまあ、軽自動車とか」
徹子
「軽自動車も!」
細川
「はい。それをずっと学生時代に愛用・・・」
徹子
「(オーディションに)写真出していい?って聞かれて、いいって云ったの?」
細川
「そうですね。あのー、結構なんていうか、まあ、丸め込まれたと云うか。
宝くじに当たるような確率だから、出してもどうせ受からないから、でも出してみなきゃ分からないでしょ?って。
うん、だったらいいよって」
徹子
「お母様とお姉さまがその、ボストンバッグとハンドバッグを欲しいからって出されたら、見事に受かって軽自動車を。
その軽自動車を最近まで乗っていたとか」
細川
「乗っていましたね、はい(笑)」
徹子
「役に立ちましたね」
細川
「随分、役に立ちましたね」
徹子
「お母様達はボストンバッグとハンドバッグをもらって・・・」
細川
「ええ。取り合いになってましたね(笑)」
徹子
「それで良かったんですけれども、とにかくあなたは、水泳をやってらして、岐阜県の大垣市のお生まれだけれども、インターハイに出らして」
細川
「予選まででしたね。本大会はやっぱり行けませんでしたね」
徹子
「随分ちっちゃい時から泳いでいらしたんでしょ?」
細川
「そうですね。虚弱体質で、5歳からスイミングスクールに・・・」
徹子
「虚弱体質。それで水泳をやって元気に」
細川
「そうですね。やったおかげで、なんかこう虚弱体質を忘れるぐらい、健康体を何かこう手に入れちゃいましたね」
徹子
「それでまあ大阪の大学にお入りになって、そこではどういう事をやる人になろうとか希望はあったの?」
細川
「当時は漠然と、就職するか、まあ教員になろうとか、この二択でしたね。はい」
徹子
「じゃあ髪の毛をリーゼントにしたっていうのは、いつなんですか?」
細川
「(大笑いしながら)えー、それはですね、ノンノボーイフレンドが決まった前の日に」
徹子
「東京にいらっしゃって何か撮るということで」
細川
「そうです」
徹子
「これからモデルになるぞと。(オーディションに)送った写真と全然違う・・・」
細川
「違いますね、はい。
ちょっとまあ、間違った気合の入れ方を頭に出してしまったんですけれどね。
いま思うと、いい思い出ではあるんですけれど(笑)」
黒柳さんが、当時の写真を見る。
それに写っているヘアスタイルは、リーゼントではない。
細川
「これは、ヘアメイクさんが、”そんな頭じゃボーイフレンドじゃないよ”と云う事で、一生懸命(メイクで)伸ばたっていうような事だったと思うんですよね。
”なんでこの子がボーイフレンドなの?”と編集部の人も不思議な目で見ていたのを覚えていますね」
徹子
「なんでリーゼントにしたか分からないんですって?」
細川
「なんかね、こう、分かんないんですよ」
徹子
「気合?」
細川
「そう、気合を入れようと思って(笑)
それが間違った方向へ。
いま気づくと云う事は、ちょっと成長したかなと思いますけれど(笑)」
徹子
「お若いんですよね、とっても。
さっき歳を聞いてびっくりしちゃったんですけれど、こないだまで20代・・・」
細川
「こないだまで、20代で(笑)」
徹子
「ねえ。30過ぎたばっかり。非常に大人っぽい感じがするんだけれど、お若い方なんですよ。
とにかく、それまで水の中でずっと泳いでいらっしゃって、もの凄い泳いだんでしょ?」
細川
「そうですね。あのー、やっぱり距離数で云うと1万5千・・・15キロですか?
地上で歩く5倍だと云われてます。
まあ50キロ歩くのに相当するのかなと感じはするんですけれどね」
徹子
「この年代の方は、とても素敵なんですけれども、”ベストテン世代”と云う・・・」
細川
「はい。熱狂的に見てましたね」
徹子
「水泳やってきて、(帰ってからは)寝るか木曜日は・・・」
細川
「木曜日は必ず気合を入れて見るんですよね。
今日は誰かなって」
徹子
「そうかと云って、そういうのに出る人になりたいとは思いならなかった・・・」
細川
「それはやっぱり、どこか雲の上と云うか、自分には身近には感じませんでしたね。
小学校、中学校ぐらいの時が一番、凄く見てました」
徹子
「誰か好きな人とかいた?」
細川
「そりゃもうやっぱり、トシちゃんだ、マッチだ、シブガキ隊だ、聖子ちゃんだって、一喜一憂ですよね」
徹子
「ノンノボーイフレンドになった後、”なんかこれでやっていけるかな?”と云う気持ちはあった?」
細川
「”やっいけるかな”と云うよりも、自分の中で普通の同級生とは違うのって考えた時、僕はノンノボーイフレンドを足がかりにやりはじめたんで、これで自分の興味のあるものをあらってみようかなと思ったんですね・・・」
ここから、芸能界へ進路を進む決意をした際の事をお話ししてくれますが、この続きはまた次回へ。
(とは云っても、私は徹夜でこのまま原稿を書きつづける訳ですが・・・)
次回の記事:細川茂樹さん in 徹子の部屋【2】
http://kanzaki.sub.jp/archives/000554.html
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