2005年05月16日

萌える国、日本!萌え萌えカルチャーの今とこれから

J-WAVEにて土曜日17:00からオンエアしている番組「DoCoMo 東京REMIX族」をご紹介。

J-WAVE:DoCoMo 東京REMIX族
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyoremix/

はてなダイアリー - 山田五郎とは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B3%C5%C4%B8%DE%CF%BA

うんちくターミネーター山田五郎さんが司会をしている情報エンタテインメント番組です。
先日14日のお題は、「萌える国、日本!萌え萌えカルチャーの今とこれから」。

私は偶然、後半の部分を車中で聞きまして、相変わらずマニアックな話しをしているなあと関心して聞いていました(以下、運転中にメモをせずに聴いていたので、記憶を頼りに文字に起こしました)。

ゲストとして、「萌え萌えジャパン」の著者の堀田純次さんを呼び、山田さんと萌えトーク。
日本の萌え市場は、888億円と云われています。

「萌え」市場:書籍や映像、ゲームで規模888億円に
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050411k0000e040072000c.html

アニメなどの登場人物の性格で、愛らしい「萌(も)え」という感情を意識した書籍や映像、ゲームの市場規模が、03年で888億円に上ることが浜銀総合研究所(横浜市)の調査で分かった。バターやステレオコンポの出荷額と並ぶ規模で、同研究所は「近年大きく膨らんだ市場。無視できないジャンルとして確立している」と分析している。

888億円と云う、なんだか狙ったような数字な訳ですが、そもそも「何を萌えと定義するか?」があやふやだと山田さん。
「キャラクターの顔に占める目の大きさが3分の2でないと萌えと認めない」とかそんなものがある訳じゃない。
あくまで、浜銀総合研究所の人が算定した結果です。

また、キャラクターライセンスは2兆円市場なのだそうです。
第一次産業が10兆円市場ですから、いかにそれが巨大かが分かりますよね。
そう思えば、萌え産業は僅かと云えば僅か。
堀田さんはこの萌え市場が、これ以上は拡大しないと考えています。
何故かと云うと、隠し事と云うか秘めたコアなファンが、自分達の仲間内で形成しているから楽しいのであって、一般に拡大したらファンは面白くないからです。
萌え市場そのものより、その中のエッセンスやアイディアを上手く汲み取って、別のところで活かすのがビジネスとして重要だと云ってます。

山田さんは、萌えは「想像力」が根源にあるとまとめます。
ちなみにアシスタントのサヘルさん(イラン出身)は、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するアスラン・ザラに萌えているそうです・・・。

「メイド・カフェ」なるものがありますが、山田さんはメイド・カフェの次に来るのは、「ドジッ子・カフェ」じゃないかと力説(汗)。
ウエイトレスの子が、飲み物の入った食器を運んでいる途中で必ず落としてしまったり、注文を間違えるというもの。
案外、ウケそうです。
他には、「妹カフェ」も提案したけれど、云ってすぐに「妹じゃまだバイトを出来る年齢じゃないから無理か」と云っていました。

これを聴いていて、ちょっと引いていた自分なのですが、まあここまで来たら、「ツンデレ・カフェ」なんかどうでしょうか?

ツンデレ
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%F3%A5%C7%A5%EC

ツンデレとは「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃついてくる」ほどに、性格にギャップのある、主に二次元世界での女性キャラの属性を指す。 例としてストーリー開始時は主人公にツンツンした態度を取るが、なにかのきっかけでツンツンの中にも隠し切れない照れを見せる、あるいは反転して急速にデレデレするようになる女性。 あるいは、そのさまが該当する。

ウエイトレスは、お客が店に入ってきても笑顔ひとつ見せずにツンツンしているのですが、けれども注文を二杯した人には急にデレデレな態度を見せちゃうと。
これで売上二倍!
ツンツンされているだけの方が嬉しいお客もいそうですが・・・。

次回のお題は、「伝説のバンド、クイーンはまるワケ」だそうです。
山田さんらしい切り口が楽しみ。
偶然知った番組なのですが、しばらくオンエアをチェックしてみようかと思います。

Posted by kanzaki at 2005年05月16日 20:55 | トラックバック (1)