2005年07月26日

シブヤフィフティーン【2】〜総監督・田崎竜太インタビュー

注意:
田崎竜太さんの「崎」と云う字は本当は違います。
「崎」のつくりの方の「大」が、本当は「立」と云う文字です。
機種依存文字なので、当サイトでは「崎」で表記させていただきます。


Sh15uya 公式サイト
http://sh15uya.jp/pc/

「Sh15uya─シブヤフィフティーン─」 舞台は、渋谷のようであって渋谷ではない、バーチャル世界《シブヤ》。 この《シブヤ》に入り込んでしまったツヨシが目にする、少年・少女グループたちの抗争と謎の生命体・ピースとの戦い。 そして、唯一ピースと戦う力を持つ少女エマ。 一体この《シブヤ》は何なのか? なぜエマにだけそうした能力があるのか? 物語はこの2つの謎を軸に、ツヨシとエマ、現実からもシブヤからも、二重に疎外された15歳たちの《シブヤ》での戦いを追い、予想だにしない展開で進んでいく。

「ストリート系SFXアクション」
こう銘打たれたこのドラマは空事に満ちた世界で生きてきたティーン層にとって一つの奔流たらんを志している。「未曾有のSFXアクション」というきらめく川面に引き寄せられ、流れに入った途端、彼らは登場人物たちが泣き、叫び、血を流しながら生きていく姿、成長していく姿を目のあたりにするだろう。そして底流にまで足を踏み入れたときにこの番組の芯に触れるはずだ。
――この国の15歳にとって、『明日』はどんな姿かたちをしているのか――というテーマに。

総監督 田崎竜太


この作品の総監督は、平成仮面ライダーシリーズを視聴されている方には御なじみの田崎竜太さん。

田崎竜太-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/
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田 竜太(たさき りゅうた、1964年4月19日 - )は、主に特撮テレビドラマ作品の監督・演出家。東京都出身。

1987年、大学在籍中に『仮面ライダーBLACK』にて助監督として関わり、キャリアをスタート。その続編となる『仮面ライダーBLACK RX』、同じく石ノ森章太郎原作の作品であるテレビドラマシリーズ『HOTEL』でも助監督を務める。

1995年、スーパー戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』で監督デビュー。数年間同シリーズを手かげた後、同シリーズの海外制作版であるパワーレンジャーシリーズを手がけるため渡米。帰国後、『仮面ライダーアギト』で仮面ライダーシリーズに監督として回帰している。

2004年12月現在、このような特撮の枠組みを越えた2005年から放映される新作テレビドラマの監督を担当し、話題を呼んでいる。

引用文の最後にあったのが、まさしく「シブヤフィフティーン」のこと。
現在、スカパー!東映チャンネルで全話一挙放送をしています。
これ非常に面白いです。
今回は、田崎監督がスカパー!東映チャンネルのインタビューに答えた模様をレビューしたいと思います。

ナレーション
「平成仮面ライダーシリーズのスタッフが放つ、ストリート系SFアクション・シブヤフィフティーン、全エピソード一挙放送。
そこで、本作で総監督を勤めた田崎竜太監督の独占インタビューをお届け!
バーチャルワールド・シブヤの謎に迫る」

田崎
「バーチャルワールドの渋谷・・・まあ、番組の中ではカタカナのシブヤだったりするんですけれど。
ここに閉じ込められた15歳達。
実は彼らは閉じ込められたという意識すら無いんですけれど、その15歳達の・・・まあ、いろんな葛藤とか友情とかを描きつつ、その中で、一人だけ”エマ”と云う変身する子がいるんですけれど・・・。
彼女を中心としたストリート系SFアクショという風に云ってますけれど(笑)」

テロップ
「バーチャルワールド『シブヤ』」

田崎
「そうですねえ、あの、どこかの街に限定したいなあと思ったんですよ。
でー、そのー、例えば、えー、なんでしょう・・・東京に住んでいる方以外が、東京の街の中で連想できたりするのってどこだろうって。
渋谷っていうのは分かりやすいんじゃないかなあと思って。
いろんな事が記号的に捕らえられるような気がしたのと、それとあそこは坂の街なんです。
渋谷っていうのは。
でー、絵を作るうえで、坂の街と云うのは、絵がこう変化にとんで面白い・・・そういうのがあって、渋谷にしました」

テロップ
「15歳」

田崎
「15歳というその数の響きというか、イメージが何かの区切りになっているような感じがするんですよね。
で、まーそのー、16歳とか17歳というのよりは、分かりやすいかなあと。
一つのボーダーにいる子供の感じを出したかったんで、タイトルからして”シブヤフィフティーン”と15歳をうたっている感じです」

ナレーション
「若いキャスト達の成長に作品への手ごたえを感じた田崎監督。
中でも特に目を引くのは、少年役を演じた女優・悠城早矢」

テロップ
「ツヨシ役・悠城早矢」

田崎
「あのー、会った時に、まーこんなに男を感じる女優さんも珍しいなあってところがあって。
なんか活かせないかなあという所がありました。
はじめからアイディアありきじゃなくて、悠城さんに会って生まれたところがあって。
男の子っぷりが、とにかく上がってますよ。男っぶりは。
それは共演者の芳賀優里亜とか、新垣結衣さんが、こー男として見る瞬間って絶対にあると思って。
そういう風に芝居の中でも男として扱っている感じはありますね。
あのー、彼女のその主人公としての立場自体も、どんどん根が太くなって、根っこが太くなって、主人公としてもゆるぎない物になっていったと思いますね」

テロップ
「作品の見どころ」

田崎
「15歳に近い年齢のキャスト達が大勢出ていて、人によっては、キャリアの一番はじめのドラマの人もいるんですけれど。
でーその彼らのその生の日々の撮影の成果みたいなところもあったり・・・例えば1話から12話まで成長していく役者さんもいれば、一つのキャラクターをどんどん掘り込んでいく人もいて、それが一つの見どころだと思います。
お話しに関して云うと、これはワザと輻輳的(ふくそうてき)と云うか、入れ子構造 (いれここうぞう)になっていて、一回見ただけで終わらないような仕掛けにしてあります。
何回も楽しめるんじゃないかなあと僕は思っています」

ナレーション
「ストリート系SFアクション・シブヤフィフティーン。
全12エピソード一挙放送。
お見逃し無く!」

とにかく渋い声の人でした。
いわゆる「特撮ヲタク」な感じの人じゃない。
まさに「日本映画の監督」と云う雰囲気でした。
現場で若い子達に演技を教える姿は、とても厳しいです(セーラームーンの撮影シーンを見たとき、そう感じました)。
しかしそれ故に、若い俳優達の原石を磨き上げられるんでしょうね。
これからも、日本の映像分野を引っ張っていってもらいたいです。

Posted by kanzaki at 2005年07月26日 20:08 | トラックバック (1)