2008年05月16日

勝間和代(経済評論家・公認会計士)さんが注目される理由 in 情熱大陸【2】

前回の続きです。

●前回の記事:勝間和代(経済評論家・公認会計士)さんが注目される理由 in 情熱大陸【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001656.html

ランチタイム・・・。
勝間さんはロードバイクに乗って目的地へ向かいます。

やってきたのは、靖国神社前にある人気の和食屋さん「九段さくらさくら」。

●公式サイト「九段さくらさくら」
http://www.sakurasakura.co.jp/
ちなみに明日5月17日(土)は、研修のために臨時休業だそうです。

●[グルメウォーカー] -九段下駅/和風創作料理
http://www.walkerplus.com/tokyo/gourmet/DETAIL/V-TOKYO-9RTAK002/

店舗DATA - 九段さくらさくら -
住所 千代田区九段南2-5-5 イシカワビル九段1F
TEL 03-5213-3939
営業時間 11:30〜14:00、17:30〜22:30(LO21:30)、(土)17:30〜22:30(LO21:30)
休日 (日)(祝)
座席 30席
駐車場 なし←自動車で行けないから、自転車ぱ確かに最適
平均予算 [昼]1800円 [夜]6500円
クレジットカード JCB, VISA, MASTER, AMEX, ダイナース
交通アクセス 東京メトロ半蔵門線九段下駅2出口より徒歩7分

勝間さん御ひいきのお店。
話しを聞きたい人を招いて会食するのが日課。
読書をして相手を待ちます。

ふと取材班は、あることに気づきます。
本を読む速度が、異常に早いのです。
見開きのページを読むのに6秒しかかけていません。
これ、4年前に覚えた速読術の成果です。
良質な情報を効率的に得たいと、三日間11万円のセミナーに通い、ものにしました。
書籍は、勝間さんが特に重視する情報源なのです。

ご自身が、速読術のセミナーへ通った時の体験記は下記を参照してください。

●日々の生活から起きていることを観察しよう!!: フォトリーディング・セミナーに行ってきました その1
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/point_of_view/2004/12/_1_.html

・フォトリーディング公式サイト|脳科学に基づいた最先端の速読法を取得
http://www.lskk.jp/photo/

そうこうしているうちに、本日の会食の相手が来ました(本日は雑誌の編集者)。
一人前3,000円の食事をいただきます(確かに旨そうだ。しかしテレビに映っていたものや公式サイトの品目からすると、私の知っている新潟の店ならば1,000円ぐらいで食べられると思う)。

勝間さんは、こんな時の出費はおしみません。
質の良い食材と人脈は、やがて健康と仕事へ跳ね返ってくるからです。

効率化を目指すのは、あくまで人生の潤いのため。

●勝間さんの語る「効率化」
「皆さん、効率化と言うと、ギスギスして自由時間が無くなるんじゃないかと勘違いしているんですけれど。そうじゃなくて、効率化こそが余裕ある時間のカギになるんですね」

勝間さんの一日の中で、睡眠時間は最低でも6〜7時間。
効率化によって生み出された時間は、子供達と過ごす時間(3時間ぐらい。最優先事項)や、大好きな入浴(自由時間である2.5時間の殆どが入浴)に費やされます。

さて話しは代わって、都内での公演。
就職活動中の大学生120人が会場を埋め尽くしています。

今回の公演のテーマは「新人ビジネスパーソンのための新知的生産術 自分をグーグル化する方法」です。
個人の生産率をどう上げていくかというテーマ。
この公演で語られたであろう内容は後日、改めて書いてみたいと思います(資料は既に手元にあります)。

・勝間さんのこの時の言葉
「これから説明するのはですね、楽に努力をする方法であって、努力をせずに楽する方法ではないです。そこを是非、今後皆さんが社会に出たときに間違わなかったら、必ず成功します」

勝間さんはこんな時、成功談も失敗談も隠しません。
それが、社会全体の利益になると考えているからです。

・この公演で出てきた質問:
「勝間さんが考える結婚と離婚について教えてください」

⇒「おっ、いい質問ですねえ。バリバリ働く女性で、離婚していない人ってのは大体、半分以下なんですね。大体イメージで言うと、7割ぐらいが離婚しているんですよ。あの〜私、2001年に夫婦4組で旅行したんですが、2年後に3組が離婚していましたから(笑) 結構、笑えないんですね。これ、まだ皆さんが若いから言いますけれど、結婚はした方がいいか、しない方がいいかと言えば、した方がいいですよ。いっぱいしてもいいから、した方がいいです」

起きたことはすべて正しい。
それが彼女の口癖。
現実から背けていたら、何かも変えられないし、変わらない。
そう信じて働く女を生きてきました。

ここで勝間さんの生い立ちを書くとしましょう。

1968年、東京に生まれます。
4人兄弟の末っ子でした。
年の離れた姉二人が、なんでも教えてくれる教科書でした。

やがて知った現実・・・。
その姉達が、社会のハードルに苦しむのを見たのです。

勝間さんのコメント
「中学に進んで、姉達がちょうど就職しだしたんですよ。私と10際、11歳違いでしたから。そうするとまず、女性の就職ってこんなに大変なのかというのが一つで・・・雇用機会均等法の前ですから。二つ目として、辞めたあとに、こんなにも仕事が無いのかと。これが二つの大きな原体験なんですね。なので、しのごの言わずに女性というのは、手に職をつけないと、これは大学を出たら太刀打ちできないなと」

思うが侭に駆け足で生きてきました。
大学在学中に19歳で公認会計士試験2次試験に合格しました(当時の最年少記録)。
そして二十歳に結婚。
21歳で一人目の長女を出産。
その後、二人の娘を産みました。
離婚も二度経験しました。
(一度目は夫の貯金の使い込みが原因で10年以上の結婚生活にピリオド。
二度目の頃は自分自身でお金も稼いで育児もできたので、夫の必要性に疑問が出て、1年半で離婚・・・・2010年3月にオンエアしたTBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」で説明していました)

●勝間和代さんへの質問「勝間和代さんにとって離婚とは?」

⇒「比べたらいけないんですけれど、転職に近い概念だと思っているんですね。ただ、子供がいるので、転職ほど気楽にはして欲しくないんですけれど。離婚とは、どういう時にしたらいいかと言うと、一緒に居たほうがお互いが不幸になると思ったときには離婚した方がいいと思うんですよ。まだやり直せる余地があって、何かを変えると大丈夫というのがあったら、結婚しているのをお勧めしているんですけれど」

本職は経済評論家(兼公認会計士)。
これまでの、経営コンサルタント、トレーダー、証券アナリストなどの経験を生かして、2007年からフリーの経済評論家として独立。
現在の年収は、はじめて働いたときの20倍だそうです。
つまり、ウン千万円。

インターネット一辺倒の情報収集に勝間さんは意義を唱えます。
それで、大好きなのは「本屋」。
「書籍は著者だけでは完成しない。編集者やデザイナーなどの幾人ものプロのてを経て出来る。だからその分、情報の精度が高く読みやすい」
そこが、インターネットの情報との違いだと言います。
そんな勝間さんの癖は、陳列棚の整理です。

勝間さんのコメント
「人の出版の本でも綺麗にして歩くんですよ。曲がっていると直してみたり。もちろん出来る範囲でですけれどね。それは、その本屋さんが綺麗でないと人が来なくなるので」

「迷った本は買う」・・・それがモットー。
一月に平均50冊以上。
書籍代は15万円を超えます。
たくさん買うものですから、自宅の書棚もいっぱいになり、床にたくさん積まれているとか。

自宅にある書籍の多くはビジネス書。
床に平積みされている洋書の数々。
ちなみに、漫画も嫌いじゃない(「NANA」とかあります)。

この日に買ったのは全部で19冊。
最新の経済理論に女性白書、投資信託ランキング、大ヒット発想術等のハウツー本まで多種多彩。
しめて、36,989円也。

週に一度、ネイルサロンに通っています。
ブランドにはまったく無頓着なのですが、唯一凝っているのがこれ。
爪をいじってもらっている最中に勝間さんが、担当スタッフに質問しました。

「コンビニで単価100円あたりで、一番カロリーが摂れる食べ物は何だと思います?」

分からないスタッフに「食パンですよ」と返答。
120円や150円で、900カロリー摂れるとの事。

これがリフレッシュになるそうです。

勝間さんのコメント
「普段嫌なことがあっても、爪を見ると元気になるとか(笑) 手軽な癒しみたいな」


今日はここまでです。
今回は普段の生活をトレースしたものになっていましたね。
やはり、普通のOLとは違います。

ただし、決して真似が出来ない訳じゃありません。
ランチミーティングは、たまにならば可能。
ディナーと違って価格はこなれているし、時間も限られていますから。

また、書籍は買わなくても、図書館を利用すれば、多くの書籍を読むことは可能です。
私は図書館から本を借りて、月に20冊ぐらいは読みます。
図書館のいいところは、スタッフ(図書館司書かな?)に依頼すれば、自分が必要としている資料・書籍を一通り用意してくれることです。
また、ネットによる貸し出しの予約も可能です(もちろん、勝間さんの書籍も予約しました。人気があるので、貸し出し待ち)。

勝間さんがハイレベルなだけで、多少レベルを落としても、十分に実りのあるものとなります。

さて、最後のネイルサロンでの話しですが、私は食パンよりも断然、「薄皮パン」のシリーズをお勧めしますね。

●山崎製パン | BRAND PAGE[ミニパンシリーズ]
http://www.yamazakipan.co.jp/brand/02_02.html

山崎製パンの薄皮シリーズは、日本のスポーツ自転車愛好家の間で補給食として根強い人気があります。
砂糖には即効性があり、豆や小麦はそれより遅く働き持続性があります。
パクッと一口で頬張れる手軽さは補給食にうってつけ。
脂肪がほとんど含まれておらず自転車乗りには最高です。
下記のサイトで、栄養成分が記載されているのですが、薄皮パンのコストパフォーマンスは高く、しかも美味しい。

●栄養成分表
http://www.yamazakipan.co.jp/product/eiyou/kashipan.html

私の好きな「薄皮クリームパン5個入」は1個125キロカロリー。
合計625キロカロリー。
5個入りで130円。
スーパーで買えば、100円程度で購入も可能。
食パンは単品での食事は不可能です(バター・ジャムを塗ったり、焼いたり、調理をしたり)。
その点、薄皮パンは気軽に頬張れます。

薄皮パンの人気度を更に高めたいというのが私の野望なのですが、話しが勝間さんと全く関係ないので、今日はこの辺で。

次回で最後です。

●次の記事:勝間和代(経済評論家・公認会計士)さんが注目される理由 in 情熱大陸【3】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001658.html

Posted by kanzaki at 2008年05月16日 22:38