●今年を象徴する漢字は「変」 ニフティ発表 ブロガーが選定 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081128/trd0811280737003-n1.htm
ニフティは27日、今年を象徴する漢字を「変」に決めたと発表した。著名人や一般のブログ(日記風サイト)の書き手の投票などから選んだ。
ニフティによると、金融危機や事件・事故など今までに経験したことのない「変」な出来事が多かったことや、オバマ次期米大統領のキャッチフレーズの「チェンジ(変革)」が注目を集めたことが影響した。日本の首相交代も「変化」のひとつだった。
米金融大手の破たんから「崩」や「金」、政治の混迷で「迷」といった暗い漢字が上位に並んだ。
ニフティがブログの書き手向けのイベントとして今年から始めた。事前投票で多かった5つの漢字から、著名人らが選んだ。
昨年は確か「偽」という漢字でしたっけ?
偽装事件が、公に発覚した年でしたね。
この漢字一文字シリーズって、どうも暗い印象・悪い印象のものが多いように感じますよね。
それだけ世間の勢いが落ちてきているという事でしょうか。
ただまあ今年の「変」は、オバマ氏の「チェンジ(変革)」も現しているそうですから、期待感を感じさせ、多少は前向きなのかなと。
「変(へん)」な事が多い年ではありましたが、それを変だと感じられるようになったのは良いのかなと思います。
当たり前だと思っていた事に疑問を持ち、変えてみるという考えは大切です。
例えば、原油高の影響を受け、マイカーを使わずに公共機関や自転車を利用してみる。
それによって、実はマイカーが無くても十分に移動ができる事が分かったり、行った先で駐車場を見つけるのに苦労することが無くなったり、飲酒運転や交通事故を回避できるようになったりと、日常生活に恩恵がある事が分かった人も多いのではないでしょうか。
都会では駐車場が高額で、維持するのが馬鹿らしくてマイカーを手放す人も増えました。
車両代、駐車場代、税金、整備費など、クルマって金食い虫ですからね。
今まで湯水のごとく使用していたものを見直し、改善してみる事によって、生活費が浮きます。
そうやって浮いた生活費を蓄え、今度はそのお金に働いてもらいましょう。
投資などの事です。
そうやって、一つの仕事からだけ収入を得るスタイルから開放される事により、収入の安定、将来への安心感、長時間労働からの解放へと繋がるのです。
「変(へん)」と思ったら「変(か)えてみる」のが今年。
では来年はと言いますと、「変(へん)になる前に予防線をはる年」にしたいものです。
ハプニングが起きてから慌てて対策するのではなく、事前に水際でせき止められるようにするのです。
こんな四字熟語があります。
●しょうとう-らんがく 【焦頭爛額】
http://dictionary.goo.ne.jp/idiom/search/%A4%B7%A4%E7%A4%A6%A4%C8%A4%A6%A4%E9%A4%F3%A4%AC%A4%AF/detail.html
焦頭爛額 意味
事前の予防を考えた者を賞さず、末端の些末さまつなものを重視するたとえ。根本を忘れ、些末なことを重視するたとえ。また、処理に手こずりせっぱつまって苦労することのたとえ。火災を消すために頭の毛を焦がし、額にやけどをおった者が賞される意から。
「焦」は、こがす。「爛額」は額が焼けただれること。「焦頭爛額を上客じょうかくと為なすか」の略。火災を予防する方法を教えた者は賞されず、火事が起きて、苦労して消火にあたった者だけが賞されることから。「頭あたまを焦こがし額ひたいを爛ただらす」と訓読する。「爛額焦頭らんがくしょうとう」ともいう。
焦頭爛額 出典
『漢書かんじょ』霍光伝かくこうでん
今はまさに、政治も経済もこの四字熟語のような状態ですよね。
根本的な部分を解決していないから、いつまで経ってもみんなの生活が良くなりません。
能力のある人に改善を期待するのは勿論ですが、まずは個人レベルで改善できるところは変えていきましょう。
見直しすることが、生き方そのものを良い方向へ導く最初の一歩だと思います。
そして、世間の状況が悪化したとしても、そのせいで自分の生活がモロに悪化するのを防ぐ事が出来ます。
見直しをする・改善をするというのが、具体的に分からない人もいることでしょう。
そんな時は、「掃除」をお勧めします。
家の中にある持ち物の中で、死蔵しているモノをどんどん捨ててみるのです。
長年生きていれば、以前は自分にとって大切だったものでも、今の自分には不要なモノはあるものです。
もし賃貸住まいの場合、その不要なモノを置くスペースだって無駄に賃料を払っている事になるのですからね。
非常に勿体無いです。
これだって改善の一つだと思いますよ。
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