2008年12月14日

初音ミク:「桜ノ雨」 卒業ソングが大反響 ネットからCD発売

●初音ミク:「桜ノ雨」 卒業ソングが大反響 ネットからCD発売
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20081212mog00m200037000c.html

バーチャルアイドルの歌声を自由に編集し、好きな歌を歌わせることができるとして大ブームを巻き起こした音楽ソフト「初音ミク」。
今年初めに、ユーザーが作詞作曲したオリジナルの卒業ソング「桜ノ雨」がネットに登場、卒業を前にした切ない気持ちを歌った曲に「卒業式で歌いたい」と希望が殺到、11月26日に日本クラウンからシングルCDが発売された。
オリコン初登場で32位。
インディーズからのデビューシングルとしては予想以上の売れ行きという。
吹奏楽版の楽譜も配信され、「バーチャル合奏」の参加者を募集しており、卒業ソングの新たな“定番”になりそうだ。

「忘れないで、いつかまた……。大きな花弁を咲かせ、僕らはここで遭(あ)おう」という再会を誓い合う歌詞をミクが切なく歌い上げる曲で、卒業シーズンを迎えていたことも手伝ってネットユーザーの心をつかんだ。
そして、多くのユーザーによって派生版の動画が制作され、視聴者数も数十万に上る大ヒットを記録。
「自分の卒業式で歌いたい」「みんなで合唱したい」という声が上がった。
その盛り上がりに目を付けた日本クラウンが、「桜ノ雨」での「アブソーブ」のメジャーデビューを決定。
卒業シーズンではなく、11月の発売とした。
これは、昨年2月の発表時に「卒業式で歌いたかった」などの声も寄せられたため、「みんなで練習してもらうための時間が必要だろうと思ったんです」(森さん)という。
「先生にも曲をアピールできた」という感想もあり、全国の中学校や高校約40校から文化祭や卒業式での合唱の依頼が集まっている。


●初音ミク「桜ノ雨」オリジナル曲

●【バーチャル合唱】桜ノ雨プロジェクト支援PVっぽいもの【H 264】

●桜ノ雨学園(桜の雨プロジェクト特設サイト)
http://www.sakuranoa.me/

●キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp
2007年8月31日にクリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成・デスクトップミュージック (DTM) ソフトウェアの製品


新潟市の中心街から新潟大学へ向かう途中の道路沿いには、沢山の予備校や学習塾があります。
昨晩、仲間達とその周辺をクルマで通りがかったのですが、夜9時過ぎだというのに灯りがともっており、中学生や高校生達の姿を見かけました。
年が明ければすぐに受験シーズンですものね。

社会人になると毎年、同じような一年の繰り返しになりますが、未成年の時期というのは、毎年が変化の連続です。
身体的変化、進級・進学による立場の変化。
今思いますと、若い時でなければ乗り越えられない程のめまぐるしい変化です。

バブルの時期ならばその時に頑張った分だけ、社会に出てからメリットがあったものですが、今の時代は本当に大変ですよね。
せっかく学んだというのに、それを活かせる場所へ就職をしたくても出来ない状況だからです。
昨年は売り手市場だったのに、今年の秋を境に一転。
「内定取消」や「来年の新規採用ゼロ」等の単語がニュースの中で繰り返されます。

大企業が相次いで工場閉鎖、リストラ、派遣の契約打ち切り等を行うものですから、就職活動を始めた学生さん達の心たるや、不安でいっぱいでしょう。
先週、地元で各企業の合同就職説明会が行われました。
例年よりも学生さん達の人数が多く、当社のブースへ訪れる数もまた例年より多かったです。
面接の為に会社へ訪れる学生さん達を見ますと、こんなに凄い大学へ通っているのに、なんで当社を受けるのだろうと思ってしまいます。
もっと良い条件のところがあるだろうに。
やはり安定感を求めているのかなあと思うのですが、当社も秋口を境に経営状況が悪化していますから、その安定感も無くなりつつあります。

学生さん自体の質は、私が学生だった時より断然上だと感じるのですが、受け入れる社会が悪化している為、不運な社会人生活を送ることになる人がいると思うと悲しくなります。

3月になると卒業シーズン。
その時期になると、卒業をテーマにした歌が多くリリースされますね。
私が好きなのは、NTTのCMでも使われた「いきものがかり」の「SAKURA」です。

●「SAKURA」桜花--いきものがかり

他の曲もそうですが、卒業をテーマにしたものは切ない曲調のものが多いですよね。
そして歌詞に出てくる単語が、横文字ではなく、むしろ日本語基調。
日本人の心に響く丁寧な曲が多いように思われます。

冒頭で初音ミクの「桜ノ雨」を紹介しましたが、来年の卒業式に採用される学校が増えているそうです。
卒業式シーズンになると、この曲についてテレビで報道される事が多くなるでしょうね。

私自身は卒業に関して、それほど良い思い出はなかったです。
そんなテレビドラマやCMのようなシーンはありませんでした。
でも、多くの人がそんなもんじゃないでしょうか。
卒業というものに趣をおくのは、既に卒業した大人達の方だと思います。
過ぎ去った日々だからこそ、むしろピュアで鮮明に映るのでしょう。
でも、幻想だと分かっていても、この感情は本物。

歌詞の中にある

教室の窓から桜ノ雨 ふわりてのひら 心に寄せた
みんな集めて出来た花束を空に放とう 忘れないで
今はまだ小さな花弁だとしても 僕らはひとりじゃない
いつかまた大きな花弁を咲かせ 僕らはここで遭おう

これを読むと、「今のままじゃいけない・・・」と思ってしまいますよ。

Posted by kanzaki at 2008年12月14日 08:58