2009年05月07日

「交渉のゴールデン・ルール」〜自分が他人にしてもらいたいことを、他人にも施してあげる

腰が痛いorz

連休中はカメラを持って出掛け、撮影三昧の日々でした。
リュックにカメラを入れて背負い、自転車で移動したのがいけなかった。
帰宅した途端に腰に激痛。
現在も湿布をはっています。

連休明けの初出勤というのも、やはり辛いです。
特に午前中なんて、半分意識がありませんでしたよ。

7月20日まで祝日が無いのもキツイですね。
他の月にある祝日を6月へ移動してもらいたいものです。

さて本題。

●交渉の「ゴールデン・ルール」
http://diamond.jp/series/negotiation_dril/10001/

優れた交渉者としての基本的な精神は、あくまでも「自分がしてほしくないことは、相手にもしない」「自分がしてほしいことを、相手にもしてあげる」という点に尽きる。「なんだか、当たり前のことを言っているな……」と思われる読者がいるかもしれないが、そういう“当たり前”のことが、非常に重要だったりするのだ。
自分のことだけを考え、自分の立場でしかものごとを考えられない人は、正直なところ、あまり交渉に向いていない。たしかに、自分の利益を最大化するように努力することは言うまでもないが、あくまでもそれは相手との兼ね合いによるのであって、自分も相手もハッピーになるように努力する気持ちが大切である。


交渉におけるゴールデン・ルール(最も大切なルール)は、「自分が他人にしてもらいたいことを、他人にも施してあげる」ことだそうです。
当たり前なのですが、誰もが頷ける話しですね。

これがスケールアップすると、「市場の動向を読める」「顧客のニーズにあった商品を提供できる」ことになるのでしょうね。

注目されている人物の一人である勝間和代さん(経済評論家・公認会計士)の基調講演で「ギブ(Give)の5乗」というお話しをしていました。
「ギブ アンド テイク」というものがありますが、それでは何だか、相手からの頂き物を期待するようでイヤらしい。
そうではなく、与えて、与えて、与えまくるのです。
それも、自分の得意な分野で無理なく続けられるもの。
そうすると不思議なもので、誰かが自分をそれ以上に助けてくれたりするものだそうです。
勝間さんは当初、執筆した書籍が全く売れなかったそうですが、勝間さんのブログの愛読者だった有名ブロガー達が、一斉に勝間さんの書籍を褒め称える記事を書き、それから売り上げが激増したそうです。
勝間さんは勿論、有名ブロガー達と面識が全くありません。
どこで何が起きるのか分からないものですね。

今の時代は「草食系男子」に代表されるように、優しい表情、仕草の人が多くなりました。
これはやはり、相手を傷つけたくないし、自分も傷つきたくない事の表れだと思うのです。
そういう意味では、「交渉のゴールデン・ルール」を既に備えている人が多いのではないでしょうか。
問題は、そういう人の考えや気持ちを立場や権力等で踏みにじる人。
そういった人達のせいで、心が折れることもある事でしょう。
でも心配はありません。
心を踏みにじる人が年上ならぱ、「その人の方が早く死ぬ。その人の方が会社を退職するのが早い」ものです。
同年代だったとしても、「他の人もそう思っているから、その負の気持ちによって、自然と困り者はその場から消える」ものです。
だから失意により、「交渉におけるゴールデン・ルール」を心から消さないでください。

学生時代のイジメもそうです。
その時は辛いかもしれませんが、いったん社会へ出てしまえば「学校とは、何て小さな組織だったのだろう」と笑えるものです。
だから思いつめないで欲しいのです。
そして、優しさを相手に分け与えてください。

「自分が他人にしてもらいたいことを、他人にも施してあげる」という精神が、公私ともにあなたの人生を豊かなものにすると思いますよ。

goldenrule01.JPG

Posted by kanzaki at 2009年05月07日 19:05