夜の9時過ぎ、取材の関連でファミレスへ寄りました。
ものすごく久しぶりの入店です。
天気も悪いし、しかも平日の夜だというのに、沢山のお客がいました。
客層はやはり若い人達。
ドリンクバーがあるから長時間、みんなと話せるので確かに便利です。
そういやここ数年、人と会う際に、誰かの自宅で集まるということが無くなりました。
確かに外で会う方が、相手に迷惑をかけないで済みますからね。
こちらも気を使わなくていい。
ましてや、相手の家に親御さんや嫁さん、子どもがいたら、尚更お邪魔しにくいものです。
大人になって、お互いがちょうど良い距離というものを身につけるようになりますよね。
この人とはここまで、この人ならばもう少し踏み込んで・・・・・・という感じ。
けれど、その距離に違いはあれど、決して誰一人嫌いな訳じゃない。
どんな人とでも楽しく接する事が出来ます。
それは多分、距離感というものを調整しているからこそ、不快感を持たずに話せるのでしょうね。
良い意味での気遣いです。
最新の「日経プラスワン」の一面記事に、「親友と呼べる人いますか」というアンケートが掲載されていました。
「いる」が68%、逆に32%が「いない」と答えていました。
親友の数も、一人か二人程度が殆どでした。
これは、人との距離感の取り方をどう調整できるか、そしてその解釈によって返答の内容が変わるように思います。
まあ言葉の定義というのは、どうでもいいですよね。
人と縁を結ぶことの良さ、大切さを感じ、充実した生き方ができればいいのですから。
親友が、「今の時代はグローバルではなく、ローカルだ」と言っていました。
確かに、見ず知らずの実際に行ったこともない、行く予定もない場所の知識を増やしても、あまりメリットはありません(まあ、感性は刺激を受けますが・・・)。
それより、自分の足で行ける場所の情報を得て、実際に行ってみて体験をして、色んな人と出会う方が何倍もいい。
NHKが取り上げている「無縁社会」、そして地方社会の衰退などの解決方法というのは、「距離感」がキーワードだと思います。
距離感が近すぎて不快感をもたらすのも困りますし、あまりにも距離がありすぎて縁が無いのも困ります。
人も街も、距離感というものを考えて模索していくと、案外、解決方法が見つかるんじゃないかなあと思いました。
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