2011年06月17日

インドネシアの人達は、世界一怒らない

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※今年の「千灯まつり」は7月30日開催


先ほどテレビを見ていましたら、こんな事を知りました。

「インドネシアの人達は、世界一怒らない」

怒らないランキングは、
1位・インドネシア、2位・フィンランド、3位・日本
という結果でした(どういう調査方法かは失念)。

インドネシアの人達は、幼い頃から怒らないように躾(しつけ)がされているのです。
また、争いごとはいけないと教えられています。
怒らなければ、争いごとは起きないという考えなのです。

イスラム教、ヒンドゥー教など、信仰心が厚い国だからこそなのでしょうね。

テレビ番組では、インドネシアの人達にドッキリを仕掛けていました。
相手を驚かせ、本当に怒らないかを調査したのです。

例えば、背後から忍び寄り、耳元で風船を割る。
いきなり、相手の足に水をこぼす。
注文を請けた「かき氷」を超激辛にして出す。

ドッキリを仕掛けられた人達はいずれも、怒りはしませんでした。
むしろ、仕掛け人へ笑顔を向けました。
「どうして怒らないの?」と聞くと、「こんな事ぐらいじゃ怒らないよ」と笑顔で返します。

突然のことにも、まず笑顔で対応するところが凄いですね。
幼い頃からの躾(しつけ)が、ちゃんと染みこんでいるのです。

私もなるべく、負の感情を出さないようにしています。
もし出てしまっても、長く引きずらない。
ましてや、他の人に当り散らすなんてご法度。
そもそも、そういう強い感情なんて、親が死んだ時に泣いて失いました。

職場の人達が、インドネシアの人のような温和な性格だというのも助かっています。
年配の方だけではなく、若い人達も笑顔なんですよね。
そういう人達の中にいれば、自ずと自分の性格も似たような感じになっていきます。

そういや、自分から何でも積極的に動くようになってから、性格も変わってきたような気がします。
以前は、人を頼る性格でした。
とにかく待つ。
けれど、他人をあてにして待っていても、なかなか物事は大きく動きません。
仮に物事が動いても、自分が望むようなものではない事も多い。
現実と自分の理想にギャップが出来て、そこに負の感情が生まれるのではないでしょうか。

自分で考えながら動くようになっても、当然ですが、自分が思った結果とは限らない。
その際は、自分で更に考えて軌道修正を試みようとするから、負の感情を出している暇がありません。
人生を主体的に生きる方が良いのかもしれませんね。

人の心を変えるよりは、自分の心を変えるほうが容易です。
自分の心をどんどん軌道修正していき、自分が望む未来を描きたいと思っています。

Posted by kanzaki at 2011年06月17日 23:35