日本の日用品メーカーは、インド市場を本格的に開拓しはじめました(ムンバイ共同より)。
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【日本勢は今ひとつ】
日本の日用品メーカーのインド進出は、出遅れた感があります。
また、価格も高い。
ブランド力のある欧米勢、地場の低価格商品に挟まれ、今ひとつパッとしません。
しかし日本メーカーは、現地の消費者の心をつかむ商品開発など、独自の付加価値をつけて頑張っています。
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【ロート製薬の商品展開】
昨年秋、ロート製薬は現地法人を設立しました。
理由は、販路拡大のためです。
大都市で独自調査をしたところ、若い女性たちは、紫や茶色の色付きリップクリームを好むことが分かりました。
(日本では、それらの色はあまり好まれていません)
ロート製薬は、さっそく商品開発を行い、この秋市場に投入しました。
価格は1本200ルビー(約300円)。
他社製品の2倍の価格です。
しかし、良いものを求める需要は強いとの考えのもと、自信を見せています。
今後もインド人の好みに合う商品を展開する予定です。
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【インド向け育児用品】
育児用品のピジョンも、2009年10月に現地法人を設立しました。
インドでは、母乳で子育てが励行されています。
そんな現地事情に着目。
搾乳器や母乳を吸収するパッドなど関連商品を投入しました。
そんな着眼点からか、顧客の支持も厚く、大規模商店ではピジョン製品のスペースが拡大されています。
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他にも、ユニ・チャームが紙おむつや生理用品、フマキラーが蚊取り線香などで、インド市場に参入しています。
「最後の巨大市場」と呼ばれるインド。
日本メーカーは市場開拓に向けて挑戦をしています。
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【企業のブランド力】
上記のとおり、日本メーカーは、他の海外メーカーや現地メーカーとは違う、独自の付加価値で勝負を挑んでいます。
インドではまだ日本メーカーのブランド力が無いからこそ、創意工夫をしているのが分かりますよね。
こういった、アウェイな場所での戦いに挑む姿勢は、とても素晴らしいと思います。
そういった心意気がいつしか、現地において「ブランド力」になるのでしょうね。
企業におけるブランド力の重要性は高まっているそうです。
世界がフラット化しており、同業他社と自社の差別化が難しくなっています。
競争条件がどんどん均質化する中、企業に残されるのはブランド力になります(あと、特許ぐらいでしょうか)。
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【パーソナルブランド力】
ビジネス関係の話しをここまで書いてきました。
各企業は消費者の熱い気持ちを獲得しようと、しのぎを削り、そして成功しています。
それが、ブランドとなります。
最近私は、「ブランド力」というものをパーソナルレベルに考えています。
つまり、「パーソナルブランド」です。
決して、テレビや新聞に取り上げられるような、物珍しい能力や活動をする必要はありません。
例えば、身近な人達に「〜と言えば○○さん」「○○さんに頼めばきっといい結果が得られる」と指名されるような人物になろうという事です。
指名され、成果を出し、更に評判が上がる。
評判が上がれば、また指名される。
そんな好循環を生活の中に取り入れれば、その人の生き方にメリハリが生まれます。
世界を相手にする必要はありません。
「自分のコミュニティ」の中で、他の人から一目置かれれば良いのです。
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身近な人に褒められると、とても嬉しいですよね。
身近な人に頼られると、頑張ろうって思いますよね。
相手の表情から、体温が感じられるからでしょうかね。
自分をよく知っている人達に対して、自分が何か出来ないかを考えるのは、「パーソナルブランド」の一歩だと思います。
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