フルマラソンにチャレンジして、完走することが出来ました。
●佐渡トキマラソン大会(2012年)
http://www.e-sadonet.tv/~sado-marathon/
大きな地図で見る
・今年は桜を撮影出来なかったけれど、このログの方が思い出に残る作品です。iPhoneアプリ「Cyclemeter」で走行のログを記録しました。
公式記録 5:26:28
ネットタイム 5:25:36(スタートのゲート通過からゴール迄)
平均ペース: 7:46 /km
最高ペース: 4:59 /km
登り: 300 メートル
降り: 302 メートル
カロリー: 2768
・走った際、ペースと高度をiPhoneで測定した画面。ペースで急激に落ちている部分がありますが、給水所で必ず立ち止まって補給しているからです。ほぼ全ての給水所・給食所に立ち寄りました。そのおかげか、翌日になっても体へのダメージがありません。
※
【出発】
昨日は、佐渡ヶ島へ行き、フルマラソン(42.195km)にチャレンジしました。
朝、6時発のフェリーに乗り新潟市を出発。
2等の大広間は、大会参加者で埋め尽くされていました。
曇り空で、太陽は見えません。
予報では18時過ぎから雨との事。
大会中は、なんとか降らずに持ちこたえて欲しいと思いました。
(走行の最後に、ほんの少し降った程度で済みました)
到着するとすぐにスタートなので、既に着替えも済ませ、ストレッチをしていました。
足の指先が、すぐにツリそうになります。
昨晩から、同様の症状がありました。
一緒に参加したSさんに相談したら、水分が足りないのも原因との事。
塩分もあるスポーツ飲料が良いそうです。
走る際は、給水所でまめに補給しようと思いました。
※
【スタート】
・メイン会場の、オンデコドーム
8時30分、佐渡ヶ島の両津港へ到着しました。
大会の会場、スタート地点は、そこから歩いて5分程です。
参加者、運営のボランティアの皆さんが大勢いました。
会場では、お祭りの屋台もたくさん並んでいました。
単なるスポーツ大会と違い、賑やかさと温かさがありました。
皆さん、和やかな表情です。
ピリピリ感がないのは、私のような市民ランナーには嬉しいです。
・スタート地点の道路
スタート地点は、海沿いの道路です。
ランナーが並び始めます。
私は、上着は長袖でしたが、下は短パンです。
ちょっと肌寒いですね。
走れば問題ないだろうと思い、レギンスは履きませんでした。
ゲストの谷口浩美さん(元マラソン選手)が選手に、スタート直前にいろいろなアドバイスをしてくれました。
喋り方が、のほほんとした温かい口調なので、緊張感が和らぎました。
寒いときは、走る前に首の辺りをほぐした方が良いそうです。
シューズが脱げないように、しっかりと紐を結んでくださいと自虐的アドバイスを言った時には笑いが巻き起こりました(バルセロナオリンピックでシューズが脱げ、履き直すアクシデント経験あり)。
そんなトークがスタート直前迄続き、いつの間にやらスタート。
もすごくリラックスした状態でスタートできて、本当に良かったです。
※
【履いたシューズ】
他の選手を見ますと、スピードより、足へのダメージ軽減重視の靴底が厚いシューズを履いている人が多かったです。
私も、ニューバランスのMR1040(昨年の春モデル・横幅が4Eのワイドモデル)という厚底のものを履きました。
昨年モデルを先日、半額で入手。
このシューズは2足目になりますが、色んなメーカーのものを履いた中で、これが一番履き心地がよいです。
間寛平さんがアースマラソンで履きました。
また、徳光和夫さんが24時間テレビのマラソンでも履きました。
衝撃吸収性と反発弾性に優れる超長距離用シューズです。
おかげで、翌日も足が痛くありません。
インソール(中敷き)は、同じくニューバランスRCP-150です。
優れたクッション性に加え、TPUスタビライザー(赤いプラスチック状のもの)により踵部の保護性、サポート性迄あります。
シューズのレベルが上がりますよ。
※
【坂が多いコース】
基本的に、ペース7前半/kmで走りました。
普段の練習では、ペース8/km(1kmの距離を8分で走る早さ)ですから、少し早めです。
それでも、隣の人と話せるぐらいの速さです。
冒頭の平均ペースが7:46 /kmとなっているのは、給水所では必ず立ち止まってスポーツドリンクやおにぎり、バナナ等を食べていたからです。
トイレは、道路の横にあるコンビニへ寄って使わさせて頂きました。
そういうのがあるので、平均ペースは落ちます。
普通のマラソン大会より、給水・給食・トイレポイントがたくさんあり、ありがたかったですよ。
おかげで長時間の走行中、足がツルこともありませんでしたし、スタミナ切れも全くありませんでした。
フルマラソンは、37kmあたりを過ぎると、かなりキツくなると聞いていました。
しかし幸いなことに、思った以上のダメージもなく走れました。
給水所以外では、絶対に歩かないと決めていたのですが、それは守れました。
後半、前方にいる人達の多くが歩いていました。
相当前半に飛ばしていたのかもしれません。
私は練習同様に、iPhoneのアプリ「Cyclemeter」を起動させていました。
250m毎に、ペース、時間、距離等をヘッドホンを通じて、女性の声で教えてくれます。
お陰で、周りのランナーの走りに惑わされることなく、自分のペースで走ることが出来ました。
GPSの制度も、物凄く正確でした。
道中1km毎に、距離を示す標識があるのですが、その横を通過する度にちゃんとアナウンスされてびっくりしました。
●【Cyclemeter】毎日の自転車通勤やランニング・ウォーキング等のお供に!iPhoneがGPSスポーツ時計になるアプリ。
http://www.applefan2.com/2383
大変だったのは、坂道が多かったことです。
冒頭のグラフをご覧いただくと分かるのですが、殆どが上り坂か下り坂ばかりです。
上りは、いつもと違う筋肉を使い負担もかかります。
下りも、かなりの傾斜なので、勢い余って転倒しないようにセーブするのが大変です。
後半にも多くの辛い坂道が沢山待ち構えており、普通のマラソン大会よりも手強いかもしれません。
そんな難所を一緒に参加したSさんは、3時間49分のタイム。
凄いですよねぇ。
途中の折り返し地点で声をかけていただき、ありがたかったです。
※
【声援が励みになりました】
特に前半の道は、商店街や住宅街が多く、島民の皆さんが沿道にてランナーを応援してくれました。
沢山の方々が等間隔で並んでくださり、ランナーの走る力になりました。
マラソン大会が、地元の人達と切り離された感じじゃありません。
一体感があるのが、とても素晴らしいと思いました。
ご高齢のおばあちゃん、子供たちも手を叩いて「がんばれ〜」と言ってくれました。
各ポイントで立って誘導してくださる運営側のボランティアの方々も、単に誘導するだけではなく、へこたれそうになるランナーに勇気づける声をかけてくれます。
給水所の皆さんも到達したランナーに労いの声をかけてくれます。
佐渡ヶ島の人達の人柄の良さを走りながら感じました。
※
【目的達成】
6時間でゴールすることもそうですが、笑顔で走るのも目標でした。
声援をかけられたら、必ず会釈して「ありがとうございます」と言いました。
給水所でドリンクを飲んだら、ちゃんとゴミ捨て場である段ボール箱に片付け、「ごちそうさまでした」と言ってから走り出しました。
すると「頑張って!」と見送って下さいました。
道民の皆さんが日常で使われている道をマラソン大会の為に、自動車を通行止めにして、尚且つ、誘導・給水迄していただきました。
だから、ちゃんとマナーは守ろうと思いました。
佐渡ヶ島が更に好きになりました。
佐渡の皆さん、大変ありがとうございました。
来月5月20日は、同じ佐渡ヶ島で自転車のレースがあります。
こちらでも、佐渡の皆さんに、再びお世話になります。
●2012佐渡ロングライド210公式WEBサイト
http://www.sado-longride.com/
町おこしという言葉がありますが、こういった大会もある意味、町おこしですよね。
素晴らしいなと思います。
※
最後に、このマラソン大会に誘っていただいたSさん、メールやツイッター等で応援しいただいた皆さん、私のような運動オンチに丁寧に指導してくれたコーチ、本当にありがとうございました。
Posted by kanzaki at 2012年04月23日 15:06日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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