NIKKEIプラス1に、「秋バテ」の事が書いてありました。
暑さのピークを超え、徐々に過ごしやすくなっているのに、どこか体がだるく食欲が無ければ、それは秋バテかもしれませんよ。
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【秋バテとは?】
「夏バテ」は暑さで体温を調整する自立神経が乱れ、慢性的なだるさや食欲不振に陥ることです。
対処方法は、水分をこまめにとり、適度に体を冷やすなどが良いそうです。
一方の「秋バテ」とは、夏に冷房に当たりすぎて体を冷やし、一日の寒暖差が激しくなる初秋に体調を崩してしまうことです。
食欲不振や倦怠(けんたい)を感じます。
秋に入っても体を冷やす夏型の生活を送っていると陥りやすいそうです。
夏の間は平気でも、疲労が蓄積し、秋に体調不良を訴える人もいます。
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【秋バテ対策の7つのポイント】
●体を温める
a1・就寝時の薄着やクーラーの使いすぎに気をつける。少し暖かく感じるくらいでちょうど良い。
a2・シャワーで済まさず入用を。ぬるま湯のお湯でゆっくり湯船につかり、体を温める。半身浴もお勧め。
●冷たい飲食物を控える
b1・冷たいビールや、トマト・キュウリなどの夏野菜ばかり口にせず、ショウガなど体を温める食材もとる。
b2・ビタミンが不足しがちなので、豚肉やネギなどビタミンが豊富な食材で補う。
●規則正しい生活を
c1・朝食を決まった時間にしっかりとる。時間がないときは牛乳やヨーグルトなど手軽にタンパク質がとれる食材を活用する。
c2・定期的にウオーキングなど軽い運動をして、代謝を促す。
c3・仕事や遊びの予定を詰め込み過ぎない。夏の疲労がたまっているので、体を休めて余裕を持った計画を立てる。
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【補足】
a1・クーラーは夏場より、1〜2度高めたり、夜間は控えるなど使用時間を減らしましょう。
a2・毎日の入浴はシャワーで済まさず、38〜40度ほどのぬるま湯にゆっかりつかりましょう。お風呂につかると寝付きも良くなり、ぐっすり眠ることで疲れもとれやすくなります。
b1・室内では温かいお茶を飲み、ショウガや温野菜を使ったスープなどをとるよう心がけましょう。
b2・ビタミンの中でも特に、ビタミンB群は糖質をエネルギーに変え、疲労回復を助ける働きがあります。
豚肉やニンニクに含まれるので、積極的に摂取しましょう。
c1・朝食を毎日決まった時間にとれば、一日の生活のリズムを整えやすいそうです。
朝食では、エネルギーに変わりやすいタンパク質を摂取しましょう。
牛乳やヨーグルトがお手軽です。
また、腸の働きを助ける食物繊維をあわせて補給しましょう。
時間が無い時は、食物繊維とタンパク質が豊富なシリアル食品をカボチャスープに入れて食べるのもお勧めです。
c2・ウオーキングは涼しい時間帯にしましょう。冷え対策に繋がります。
c3・秋は人事異動や新学期の始まりなど、環境の変化もあり、張り切ってしまいがちです。
環境の変化からストレスを抱え、体調にも悪影響が出ることもあります。
※※※
「血めぐり研究会」の調査によると、6割以上の女性が秋バテに苦しんでいるそうです。
関東、関西在住の20〜40代の女性を調べますと、2011年の秋(9月から11月)に不調を感じた女性は「62.3%」で、夏(7月から8月)の「60.1%」を上回っています。
●2011年、「秋バテ」人口が増える!?|第6回特集|血めぐり研究会公式サイト
http://chimeguri.com/special/special_vol6.html
●夏バテよりも深刻な「新型秋バテ」は、1日2回の“紅茶”でリセット!?(独女通信) - Peachy[ピーチィ] - 毎日をハッピーに生きる女性のためのニュースサイト - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/6907399/
夏バテ・秋バテの症状は、多くの病気の初期症状に似ています。
長引くようであれば、早めに病院へ行って相談しましょうね。
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