美味しいものに限って、体に悪かったりします。
人から、それを食べたり飲んだりするのを控えるように注意されます。
そんな時、新聞やテレビで「○○は体にいい」とそれが紹介されると、それ見たことかと、堂々と飲食をはじめるものです。
私は飲み会以外でお酒を飲みません。
その代わり、コーヒーがとても大好き。
甘いものからブラックまでO.K。
缶コーヒーから本格的なものまで、何でもO.K。
コーヒーの味にウンチクを垂れている暇があったら、さっさと飲んでしまいます。
これだけ飲んでいると、やはり体に良くないと後ろめたいところはあります。
そんな時、新聞にコーヒーの効果が書かれていました。
そういうのがあると、やはり嬉しいものです。
ほどほどに飲まないと、意味がありませんけれどね。
今回は、コーヒーに含まれる成分「ポリフェノール」と「カフェイン」についてご紹介します。
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【コーヒーを2杯以上飲む人は、シミが少ない】
「ポリフェノール」は、体のサビつきを防ぎます。
赤ワインや緑茶などに含まれていることで有名ですよね。
ある調査によると、ポリフェノールの摂取方法は、コーヒーからの摂取が47%と、最も多いことが分かりました。
タバコを吸わない女性を調査したところ、1日にコーヒーを2杯以上飲む人は、紫外線によるシミが少ないことも分かりました。
効果の目安は、コーヒーだけで摂取すると3〜5杯ほどになります(ポリフェノール1000〜1500ミリグラム)。
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【運動にコーヒーがいい】
「カフェイン」は、脳の活性化をしたり、疲労感をほどよく抑える作用があります。
更に、内臓脂肪の減少促進をするので、メタボ改善に期待できます。
コーヒー1杯を飲んだ後、30分間ランニングする実験を行いました。
その結果、コーヒーを飲んで運動すると、通常よりもエネルギー消費量が高まり、その状態が5時間持続できるそうです。
5時間というと、フルマラソンの走行時間ですね。
カフェインには抗炎症作用があり、肝臓や脳を炎症から保護することで、肝がんやアルツハイマー病などの病気を予防できる可能性があるそうです。
カフェインは薬の成分として使われています。
鎮痛補助作用があり、総合感冒薬に用いられるほか、偏頭痛の予防にも役立ちます。
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【コーヒーの有効成分を引き出す飲み方】
ペーパードリップで10グラムの粉にゆっくりと湯を注ぎ、約50ミリリットルほど出すと、有効成分を最大限に引き出せて、尚且つ美味しいそうです。
これですと、量が少なく冷めやすいので、あらかじめカップを温め、濃すぎたら湯を入れて調整しましょう。
尚、コーヒーの有効成分は、缶コーヒーでも摂取できます。
缶コーヒー、インスタントコーヒーでも、ともに焙煎した原料を抽出したコーヒーだからです。
カフェインは胃酸の分泌を高めるので、胃酸過多の人は空腹時に避けましょう。
過剰な飲み方をすると、カフェイン濃度が急激に高まり、中枢神経系を刺激して、めまいや心拍数の増加、興奮、不安につながりますので注意しましょう。
ミルクを加えると体内に吸収されるスピードが穏やかになります。
また、スプーン1杯程度の砂糖なら、血糖値に影響も無いし、脂肪燃焼効果を下げることもありません。
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【目的別に、飲む時間を選ぶ】
体のサビつきを防ぐ(抗酸化作用)のがポリフェノール。
その効果を生かすなら、日中こまめに飲みましょう。
日中は、紫外線によるダメージを受けやすいからです。
カフェインには、体熱産生作用があります。
低血圧や低体温の人は、温かいコーヒーを朝に飲んで、体にスイッチを入れましょう。
日中の眠気対策にも活用しましょう。
疲れると脳に疲労物質がたまります。
コーヒーを飲むと、カフェインが疲労物質の働きを抑制し、眠気を防ぎます。
昼寝直前に飲めば、20〜30分後にシャキッと目が覚められます。
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