2012年11月04日

全行程100kmオーバー。弥彦山にてヒルクライム(自転車で登山)をしてきました

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(弥彦山を自転車で登っている途中の景色。iPhone5で撮影)

昨日は、弥彦山にてヒルクライム(自転車で登山)をしてきました。
新潟市内から弥彦までの道中も、自転車で往復。
帰りの途中、温泉にも浸かりました(「じょんのび館」という日帰り温泉施設です)
計100kmオーバーの旅でした。


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(今回の道中のログ。去年もそうですが、弥彦山のふもとから山頂までの距離やスピード等は、GoogleEarthにすると表示されます)

バイクタイム: 5:07:14
距離: 109.40 km
平均: 時速 21.37 km
最高スピード: 時速 43.43 km
登り: 1128 メートル
降り: 1135 メートル
カロリー: 2397

【SPDシューズ故障】

自転車に乗る際、「SPDシューズ」という靴を履きます。
SPDシューズの裏には金具が付いています。
その金具をペダルに固定して漕ぎます。
ペダルと足が固定されるので、ペダルを踏み込むだけではなく、引く側の筋肉も使うことができます。

集合場所へ行く途中、SPDシューズの金具が外れてしまいました。
単に外れただけではなく、片方はナットを紛失し、もう片方の金具はシューズから外れ、ペダルに持っていかれました(ペンチ等の強力な力でないと外せない)。

幸い、私のSPD用ペダルは、裏側半分が普通のシューズで漕げるように平面になっています。
そのため、なんとか運転はできました。
しかし、SPDシューズの靴底は硬く、変則的な形状。
さらに重量もあるせいか、うまく踏み込むことが出来ません。
これなら、普通のスニーカーのほうが、良いぐらいです。
弥彦山へ到着した時点で既に、足の裏の前半分が痺れていました。

弥彦山にてヒルクライム終了後、温泉に寄りました。
脱衣所にて服を脱ごうとしたら、下半身に力が入らず、立つことが出来なくなりました。
腰から下が言うことを聞かず、床に座って服を脱ぎました。
お湯に浸かったら、今度は意識も薄れてきました。
温泉の食堂にて、料理が運ばれてくるまで横になっていたのですが、それまでの記憶があまりありません。

フルマラソンを完走した時でも、こんな疲労はありませんでした。
昨年、同じ行程を走ったけれど、このような事はありませんでした。

やはり、SPDシューズを本来の使い方をせずに運転したので、余計に足腰に負担がかかったのでしょうね。
あまりに疲れて、帰宅してから12時間も爆睡しました。

【ヒルクライムは疲れたorz】

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(弥彦山を自転車で登っている途中の景色。iPhone5で撮影)

新潟市から弥彦山へは、約40kmあります。
雨こそ降らなかったものの、風がとても強かったです。
特に海岸線沿いは尚の事、風に阻まれました。

SPDシューズなのに、シューズをペダルに固定せずに漕ぐのは、どうにも変な感じです。
自転車に力が上手く伝わらずに拡散しているようです。
いくら一生懸命にペダルを漕いでも、前へ進みません。

到着して少し休憩してから、弥彦山を自転車で登りました。
弥彦山の麓から頂上までは約10kmあります。
昨年は走破するのに48分12秒71でした。
今年は、1時間3分ぐらい。
随分と遅くなりました。

アクシデントはあったものの、それでも登頂できて良かったです。
昨年は悪天候でしたが、今年は景色を堪能できましたしね。

●昨年の関連記事: 弥彦山をロードバイクで、ヒルクライム10kmに挑戦!/ヒルクライムとは自転車を使った登坂競技
http://kanzaki.sub.jp/archives/002483.html

【反省点と感謝】

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(弥彦山のふもとにある弥彦神社では、「菊まつり」が開催されていました。大勢の観光客で賑わっていました。iPhone5で撮影.)

●弥彦神社・菊まつり
http://www.e-yahiko.com/kiku.htm

今回、シューズのトラブルがありました。
けれど、集合場所に行く前にトラブルが発見出来て幸いでした。

山頂から麓へ降りる際、かなりのスピードになります。
もし、その途中でシューズの金具が壊れたら、今頃、病院のベッドの上でしょう。
そう考えると、体力は消耗しましたが、怪我をせずに良かったです。
ちゃんと出発前に、自転車や用具の点検が必要だと、再認識しました。

今回、私を含めて4人で行きました。
もともと、私が一番体力が無い上に、アクシデントのおかげでスピードを出せず、道中、何度も待っていただきました。
嫌な顔ひとつせず、それどころか励ましてくださいました。
帰り道、温泉で休憩した際、ここで待っててくれれば、後で自動車で迎えに来るよとも言ってくださいました。

とても嬉しかったなあ。
そういった心遣いのおかげで、なんとか自宅迄、完走することができました。

私一人では、100km(途中でヒルクライムあり)を走行するなんて出来ないと思います。
一緒に走ってくださる人がいたから完走出来たのです。

元来、文化系で運動とは縁の遠い私。
こうやって皆さんと運動をすることで、今までに味わったことの無い達成感と充実感、みんなで目標(ゴール)する感動を体験できました。

一緒に走った皆さん、本当にありがとうございました。

Posted by kanzaki at 2012年11月04日 22:55