2012年11月06日

お箸の国だもの「ご飯の力」〜ご飯を抜くと痩せるは本当?

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【ご飯の力】

食文化史研究家・永山久夫さんが、「ご飯」について解説していました。

ご飯には炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は、脳が働くために大切な栄養素です。

脳が活発に活動するための唯一のエネルギー源が「ブドウ糖(炭水化物)」です。
欠乏すると、記憶力や学習力、集中力が低下します。

炭水化物が不足すると、エネルギーを欲している筋肉などにもブドウ糖を供給できなくなるため、疲れやすく、気力もダウンしてしまいます。

情報化社会、脳の消費エネルギーは増加しています。
一日フルに脳の働きを高める為には、ビタミンB1の多いゴマなどと一緒に、ご飯を食べると良いそうです。

【お箸の国だもの】

美味しいご飯には、少し粘り気があります。
そのご飯を箸で小さなかたまりにして、口へ運びます。

粒々がお互い、ほどよく粘りあい、崩れない程度のかたまりを作ります。
どれぐらいの大きさにするか。
日本人は無意識のうちに、箸の先を器用に使いこなし、適度な形にしています。
目安は、一口大。
それほど大きく口を開けなくても、品よく入るくらいにしています。

ご飯だけではなく、煮豆、焼き魚、刺し身など、すべて二本箸で上手にとりわけ、口へ運びます。

焼き海苔をご飯の上に広げ、たちどころに海苔巻きへ仕上げる操作は、外国人には手品みたいに見えるそうです。

指先を器用に使うことは、脳の活性化に役立ちます。
日本人は、生まれて「食い初め」の時から箸を持ち、生きて生活している限り、手放すことはありません。
一日三食の食事で箸を使うことは、脳のエクササイズになります。

※※※

【新潟の米は美味しい】

秋はご飯が美味しいですね。
先週の「秘密のケンミンショー」にて新潟が紹介されていました。
「おけさ柿」「へぎそば」「ノドグロ」「SUWADAつめ切り クラシックL」などを紹介していました。

●価格.com - 「秘密のケンミンSHOW」で紹介された情報 | テレビ紹介情報(2012年11月1日(木)21:00〜21:54 日本テレビ)
http://kakaku.com/tv/channel=4/programID=10547/

新潟の人はお米をスーパー等ではなく、知り合いの農家から直接買う人が多いみたいな事を言っていました。
確かにそうですね。
新潟だと、親戚が農家で、田植えや収穫の手伝いをする代わりに、お米を譲ってもらう家庭も多いです。

また、ご飯そのものが美味しいので、塩むすび(海苔を巻かず、塩だけのおにぎり)をよく食べると紹介していました。
う〜ん、それはどうかなあ。
塩だけで十分美味しいけれど、梅干しや鮭、海苔は普通に使っていますよ。

いつも他県へ行ってご飯を食べると、美味しい・不味い以前に、「柔らかすぎ!」と感じます。
新米のコシヒカリは、水分少なめで炊きます。
すると、米一粒一粒が立って美味しい。
ちょっと固めがいいのです。

値段の高いお米で無くても、炊飯器で炊く際、スプーン一杯のハチミツを加えてやると、ご飯の中の甘味を引き出してくれます。
酵素がでんぷんを分解するからです。
試してみてくださいね。

【ご飯を抜くと痩せるは本当?】

よく、ダイエットの際、「ご飯を抜くと良い」と言われています。
つまり、炭水化物(糖質)を摂取しないわけです。
実際、痩せます。
しかし長期間行いますと、腸内細菌のバランスが狂います。
炭水化物を抜くと、他の栄養素の摂取量が増えて、体調に変調をきたすこともあります。
なにごともバランスです。
ダイエットに限らず、極端な制限を設けたものは長続きしないものです。

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【最近気に入っている曲】


(シド(SID)ーV.I.P - YouTube)

最近、無限リピートで聞く曲がありませんでした。
しかし、この曲にはハマりましたよ。
日曜17時に放送している「マギ」というアニメの主題歌です。
素直に、歌がうまいな〜と感心。
どうやると、こんなにビブラートがかけられるんだろう。
ボーカルのマオが書く詩は、言葉が豊富ですね。
おっさんの私でも知らないような言葉遣いに、ハッとします。
その才能も羨ましいですよ。

Posted by kanzaki at 2012年11月06日 23:18