2012年11月17日

「勉強になりました」という魔法の言葉で、ピンチを乗り切りました

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今日までこの一週間、仕事に追われた日々でした。
そのかいあってか、夏から続いた幾つかの業務に区切りをつけることができました。
スポーツとはまた違った達成感を覚えています。

なんとか乗り越えられたのは、「勉強になりました」という魔法の言葉が口癖になったからです。

仕事の最中、とても嫌なことが起きた際、深呼吸を3回します。
そして、「勉強になりました」とつぶやきます。
別に誰かに言う訳じゃなく、自分に言い聞かせています。

すると、怒りや悲しみの感情から一転、冷静になります。
「勉強」という言葉は、自分自身を成長させるチャンスだと認識しているから、自分にとって嫌な事も、反対に良いことも、真摯に受け止めることができるようです。

「勉強」ですから、そこから何かしら汲み取り、前進しなければなりません。
冷静になった上で、どうして怒ったり、悲しんだのか分析ができます。
何かしら結論が出ると、立ち止まっていても意味がないから一歩前へ踏み出せます。

以前なら、その一歩前へ踏み出す迄に時間がかかっていました。
「勉強になりました」とつぶやくようになってから、割かしすぐに動けるようになりました。
そのおかげで、いくつもの事が、今週中に解決できたように思います。

自分にとって一大事が目の前に起きた際も、「これは"勉強"になる良いチャンス」と心の中で暗示をかけていました。
やはり、心が冷静になりました。
おかげで、次に何をしたら良いのか考える事ができました。

冷静になると、失言もしなくなりますね。
余計な一言を言ってしまい、それを後でリカバリーする無駄なパワーを使わなくてすみます。

言葉は、口に出した瞬間から「現実」になります。
いくら頭の中で、とんでもない失言を考えていても、口に出さなければセーフ。
しかし、冷静を欠いている時は、つい声に出してしまうものです。
「勉強」という言葉は、失言を食い止めるストッパーにもなります。

これから年末にかけて、また忙しくなります。
慌ただしさで、心がいつもと違う状態になりやすいです。
そんな時は、「勉強になりました」という魔法の言葉で乗り越えたいと思います。

Posted by kanzaki at 2012年11月17日 21:35