今、中高年の皆さんは、熱心にスポーツに取り組んでいるそうです(日経より)。
「週2回以上、1回30分以上、ややきつい強度の運動をする」
そういった人の割合が最も高いのは、なんと60歳代です(26.2%)。
10年前に比べて約2倍です。
ウオーキングや散歩、体操など、体を動かす習慣が広がっています。
最近はマラソンブームにより、全国各地でマラソン大会が開催されています。
週2回以上の頻度で走っているいる人は、40歳代が最も多かったです(5.7%)。
特に40歳代男性は、10年前に比べて10倍に増えているそうです。
女性で週2回走る割合が高いのは20歳代でした。
しかし、それでも40歳代男性の3分の1程度です。
今のマラソンブームは、40〜50歳代の男性が牽引しています。
昔、中高年サラリーマンのオフといえば、家族団らん、レジャーや買い物でした。
今はそれと真逆。
大会や練習を通じて、体を酷使しながらも、仕事以外で一生懸命になれる時間を持つことで、心の充足を得ています。
※※※
マラソン大会に出場すると、大会前には誰しもがストレスを受けます。
「前回より速いタイムを出したい」「時間内に完走できるのだろうか?」など。
ストレスには良いも悪いもないそうです。
ストレスとは、単なる刺激のこと。
生まれてきた時点で、ストレスを受け続け、ストレスをなくすことはできません。
ストレスを減らすよりも、うまく利用できないかと考えてみるのが良いのだそうです。
マラソンの場合、トレーニングがそれに当たるのだと思います。
目標を明確にし、計画性を持って実行する。
現実的な無理の無いスケジュールを忍耐強く続ける。
同じように行なっている人達とコミュニケーションをとりつつも、確かな選択力で情報に惑わされない。
こういった人は、同じ環境下にあっても、精神的に辛いストレスに負けません。
こういった事が出来る人は、仕事の面でもストレスに強いものです。
のし上がって行く人というのは、ストレスに負けない仕組みを作っている人です。
仕事で仕組み化が出来ているから、マラソンでも好成績を出せる。
もしかしたら、逆かもしれない。
どちらにしても成功する鍵は、ストレスに負けない事です。
40〜50歳代の男性といえば、立場的にもストレスの負荷が高い時期です。
そんな立場だからこそ、マラソンやジョギングに精を出すのでしょうね。
私も体を動かすようになってから、ストレスで胃が痛くなる事が無くなりました。
環境はむしろ以前より大変なのにです。
環境を変える前に、自分自身を変える(鍛える)のも悪くありませんね。
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