2012年12月20日

一生インフルエンザにかからない方法

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【マスクをしよう】

インフルエンザが流行っていますね。
予防のためには、手洗い、うがい、マスクが有効です。


ウイルスは自分で栄養を生産出来ないので、他の生物に住み着き、栄養をとり増殖をはじめます。
増えたウイルスは、咳やくしゃみで空気中に飛び散ります。
人の頭粘膜や鼻粘膜にたどり着き、細胞に潜り込みます。


日本東洋医学会の専門医・松原英多さんによりますと、特に流行感染にはマスクが良いそうです。
空気中のウイルスの吸い込みを防いでくれます。


流感ウイルスは超小型で、マスクの目を通ります。
しかし、大丈夫。
症状の軽重は、侵入したウイルスの「量」で決まるからです。
マスクがあるとないでは、侵入するウイルスの量が違うのです。
尚、最新の高性能マスクなら、ほぼ100%の侵入を防ぐそうですよ。



【インフルエンザと風評被害】

ちょっと横道へ。


先日、衆院選開票特番が各テレビ局で放映されました。
民放トップは、池上彰さんを司会に起用したテレビ東京でした。
池上さんは著書にて、インフルエンザと風評被害について解説していました。


「豚インフルエンザ」と呼ばれたインフルエンザは、2009年に風評被害を避け、「新型インフルエンザ」と呼ばれるようになりました。


過去には、インフルエンザの名称として「スペイン風邪」「アジア風邪」「Aソ連型」「A香港型」と国名・地域名が冠されていました。
2009年4月、メキシコでの流行が最初なので、以前ならば「メキシコ風邪」「北来インフルエンザ」と呼ばれてもおかしくありませんよね。
風評被害という猛威を防ぐためです。


また、インフルエンザや感染症は、資源問題・CO2削減同様、世界的な危機管理問題と考えています。



【腸を健康にして、各種栄養を摂る】

医学博士・村上一裕(むらかみ・かずひろ)さんは、自らがガンになり、抗ガン剤や放射線治療の副作用に苦しんだ経験を持っています。
そこから、副作用を軽減させるために「サプリメント」を中心とした様々な栄養素の研究を始め、独自の「サプリメント・プログラム」を確立しました。
難病患者、プロスポーツ選手、芸能人などを中心に、のべ7000人を指導し、実績を上げています。


村上さんの著書「一生インフルエンザにかからない体質の作り方」によると、日常習慣によって免疫力を強化するのが、インフルエンザ予防になるそうです。


特に、腸のコンディションを整えるのが良いそうです。
なぜなら、人の免疫システムは、6、7割が腸の周りに集中しているからです。
その為、乳酸菌や乳酸菌を助ける成分(オリゴ糖、ラクトフェリン)を含む食事をしましょう。


また、良質なタンパク質を摂ることは、免疫システムの強化につながります。


サプリメントならば、ビタミンA・C・E・B、セレン、亜鉛を補いましょう。



【病は気から】

心臓学研究所のロリン・マクレーが面白い実験結果を発表しています。


15分間、感謝の時間をとると、病原菌の侵入を阻止する働きを持つ免疫抗体が増えるそうです。


これを1ヶ月続けると、コルチゾン(副腎皮質ホルモン)が30%減少します。
コルチゾンは、人体がストレスに対して反応する際に放出されるホルモンです。


また、オハイオ大学の行動学リサーチ研究所によると、子供の前でケンカが絶えない結婚生活は、免疫機能を著しく低下させます。


眉唾ものですが「病は気から」と云いますし、感謝の気持ちを日々の中に取り入れましょう。

Posted by kanzaki at 2012年12月20日 22:03