アメリカで調査したところ、40歳までに禁煙に成功した人は、寿命を正常化できるそうです(新聞記事より)。
タバコを吸う人の平均余命は、吸わない人に比べて10年以上短いです。
しかし、34歳以下で禁煙に成功した人は、そのまま喫煙を続けた人より平均余命が10年長くなります。
それは、全くタバコを吸った事が無い人と同じ生存確率です。
禁煙を成功した年齢が35歳〜44歳の場合でも、喫煙を続ける人より平均余命が9年長くなります。
45歳〜54歳の場合でも6年、55歳〜64歳でも4年、平均余命を取り戻せます。
禁煙に成功しても、肺がんのリスクは長期間続きます。
ですから、「40歳になったらタバコをやめればよい。それまでは吸っても大丈夫」と安心してはいけません。
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よく、ガンの原因は「遺伝」だと言われますが、「生活習慣」の方が10倍も高いです。
ガンの要因で、遺伝子的要素は少し。
生活環境によって、ガンになりやすいかが決まってきます。
タバコもその要因の一つです。
タバコは、「薬物」を吸っているのではなく、「時間」を吸っているのだという考えがあります。
確かに、1時間に1回は事務所内から消え、喫煙所でタバコを吸っている人はどこにでもいます。
それの良し悪しを私は意見するつもりはありませんが、就業時間の一部を業務以外に使っているのは確かです。
タバコを吸う人は、喫煙が習慣になっています。
しかも、ニコチンによる刺激の楽しさを脳が覚えてしまっている。
脳が覚えている記憶といかに戦うかが禁煙に成功する鍵となります。
二度と吸わないという決意は、必死になって失敗しやすいです。
「今この瞬間だけは吸わない」を重ねることが大切です。
また、他人には禁煙を告げない方が良いそうです。
他人に禁煙していることを話すと、自分の意志で禁煙していないと思ってしまうからです。
もし、人に禁煙をしているのかと聞かれたら、「本数を減らしている」と答えましょう。
禁煙は自分の意志でしているという考えをなくさないのが大切です。
今後は、年齢が高くなっても、収入が増えない可能性が高いです。
今の30代が50代になるとき、世帯収入は30代より減っている予想も出ています。
ちなみに、子ども1人にかかるお金は、約1600万円です。
教育費の捻出の為、真っ先に減らされるのは、お父さんのお小遣いですorz
タバコの値上げや、お小遣い削減により、禁煙を試みる人も多いことでしょう。
今は様々な禁煙方法が確立されています。
じっくりと調べ、ご自分にあった方法を試してみてください。
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【関連記事】
●「気づく」ことを重視した禁煙法「リセット禁煙」とは?
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http://kanzaki.sub.jp/archives/002737.html
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