2013年12月17日

夫婦円満のための「仲直りの方法」・「相手に感謝した事」

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日経に、「夫婦円満」に関するアンケート結果が掲載されていました。


●ケンカ時の仲直りの仕方は?

「妻の気持ち」

1位:翌朝、普通に「おはよう」と挨拶する

2位:自分が悪い場合は、すぐに謝る

3位:言いたいことを全部言い合う

4位:しばらく顔を合わさずに頭を冷やす

5位:相手の機嫌が直るまで話しかけない

「夫の気持ち」

1位:自分が悪い場合は、すぐに謝る

2位:言いたいことを全部言い合う

2位:納得するまで話し合う

4位:翌朝、普通に「おはよう」と挨拶する

4位:しばらく顔を合わさずに頭を冷やす


仲直りの仕方は、「謝る・話し合う」と「時間をおく」の2つに大別できました。
冷静なケンカは難しいので、「ケンカのルールを作っておくこと」が良いそうです。
意見を言い合い、必ず仲直りした姿を子供に見せる。
抑えが効くので、子育て期以外の夫婦にも有効です。


また、ケンカせずに我慢していると、我慢しなくてはならないと子供が思い込む可能性があります。
ただし、ケンカをしても、暴力や家出、口をきかない、子供に愚痴をこぼすという4つは禁止です。



●今年一番、相手に感謝した、嬉しかったことは?

「妻の気持ち」

1位:家事を手伝ってくれた

2位:一緒に旅行へ出かけた

3位:好きなことを自由にさせてくれた

4位:疲れているときに気を使ってくれた

5位:一緒においしい料理を食べに行った


「夫の気持ち」

1位:そばにいてくれるだけで嬉しい

2位:1年間お互いに健康でいられた

3位:毎日きちんと料理を作ってくれた

4位:毎日しっかり家事をしてくれた

5位:一緒に旅行へ出かけた


今回の調査によりますと、夫は十分に家事をしていると自己評価しているのですが、妻は足りないと不満なことも分かりました。
夫婦円満への近道は、夫が積極的に家事をすることのようです。


※※※


「常に相性の良い夫婦はいない」と、何かの本で読みました。
良い結婚生活を送っている夫婦というのは、意見の不一致を処理する方法を知っているのだそうです。


仕事でも家庭でも、コミュニケーションは大切です。
最悪の結果になった後、
「〜をしなければよかった」
「〜をしておけばよかった」
「あの時、理解すればよかった」
「あの時、話し合っておけばよかった」
となっても遅いのです。


「夫婦力」という本にて、世の中が「無言化」が進んでいると書かれています。
直接会話をしなくても、物事が済んでしまうからです。
夫婦の間でも、「会話」はあっても「対話」が減っているそうです。


●Amazon.co.jp: 夫婦力―夫の「話し方」で夫婦はこんなに変わる: 汐見 稔幸: 本
http://amazon.jp/dp/4265801722


奥様は、答えが欲しいのではなく、「話しを聞いて欲しい」「理解して欲しい」「受け止めて欲しい」という気持ちを汲んであげるのが大切です。
答えを出したり、励ますことより、その過程が大切なのです。


なかなか考えさせられる、奥が深い内容です。

Posted by kanzaki at 2013年12月17日 23:00