2014年09月03日

なぜ、新潟空港の空港コードは「NIG」ではなく「KIJ」なのか?〜新潟のアイドルグループは「KIJ48」にすべきだろうか

(追記)
2015年、よもやAKBグループが、本当に新潟に誕生するとは!!

●関連記事: 新潟に、AKB48グループ「NGT48」が誕生。10月1日、新劇場オープン〜NGT48やNegiccoなどアイドルで街の活性化に期待
http://kanzaki.sub.jp/archives/003273.html


※※※


空港コードと呼ばれる3文字のアルファベットがあります。


羽田空港は「HND」。
伊丹空港は「ITM」。


なんとなんく空港名を連想させますよね。
ところが、新潟県新潟市にあります「新潟空港」は、空港コードが「KIJ」なのです。
まったく新潟空港を連想させません。


新潟なのだから「NIG」とか「NGT」「NII」などにすればいいのにね。
既に「NIG」南太平洋キリバスのニクナウ空港が使用しています。
しかし、「NGT」「NII」は現在、どこも使用されていません。


それではなぜ、KIJになったのか?
実は、誰もその真相を知らないのです。



空港コードは、世界の航空会社が加盟する「国際航空運送協会(IATA)」が、世界中の空港に割り当てています。


IATAに確認したところ、空港コードは開港時に決めるそうです。
3文字の組み合わせには限りがある上に、他の空港と重複は出来ません。
どうしてそうなったかは、当時の経緯を調べるのが難しいとの事。



新潟空港は、戦後米軍に接収された歴史があります。
当時の米軍が極東地域の作戦コードに「K」を使用していました。
それが関係しているのかもしれません。
新潟空港が米軍から返還されたのは1958年。
KIJの空港コードは、その際に決まった可能性があります。


他の理由として、「N」が使えず、空きがあった「K」を使った可能性もあります。
開港当時、今はないどこかの空港がNGT、NIIなど、Nから始まるコードを使用していたのかもしれません。


「I」は、NIIGATAのI、「J」は、JAPANのJかもしれません。
仙台空港(SDJ)、山形空港(GAJ)など、国内はJで終わるコードがあるからです。


以上、地元の新聞ネタでした。


※※※


アルファベットのうち、任意の3文字を組み合わせた略記法を3レターコード(スリーレターコード)といいます。


例えば、オリンピックなどのスポーツの国際大会で用いられるIOCコード。
日本は「JPN」、アメリカ合衆国は「USA」、ドイツは「GER」と、イメージ的にも分かりやすいですね。


三文字のアルファベットを使ったものといえば、今ならアイドルグループでしょうか?


「AKB48」は、東京都の秋葉原(AKihaBara)にある専用劇場を活動の拠点にしています。

「SKE48」は、名古屋市中区の栄(SaKaE)にある専用劇場を活動の拠点にしています。

「HKT48」は、福岡市中央区地行浜にある専用劇場を活動の拠点にしています。
福岡市の別称もしくは福岡市の一部地域を指す「博多」(HaKaTa)に由来します。


もし新潟にアイドルグループを作るなら「NIG48」がベタですが、変化球で「KIJ48」にしたら、ちょっと通ぶった感じで面白いかもしれませんね。



kome201409.JPG
(今朝、スマホで撮影。新潟市内のお米は、今こんな感じです。収穫が待ち遠しいです)

Posted by kanzaki at 2014年09月03日 21:36