【漠然とした不安に対する3つの心がけ】
もう仕事納めの方もいるかと思います。
お疲れ様でした。
仕事をやっていると、「漠然とした不安」に悩まされることは一度や二度ではないはずです。
その考えが、つい仕事を先送りにしてしまいます。
これを解消するには、どうしたら良いのでしょうか?
日経アソシエに、そんな解消方法が紹介されていました。
経験したことのない仕事を任された時、この「漠然とした不安」がもっとも凶悪な敵とも言えます。
そんな事を感じる人は、次の3つを心がけましょう。
1.心配事は、ほぼ「妄想」である
2.失敗しても「経験」は積める
3.やった分だけ「不安」は薄れる
「失敗するかも」という心配事は今、現実に起きている事ではないし、失敗も長い目で見ればいい経験になります。
行動を起こすたびに、分からなかったことがクリアになり、不安も解消されていきます。
これにより、漠然とした不安による仕事の先送りを回避できるのです。
注意すべきは、「現状維持」という名の先送りです。
今まで通りなら安心という考えは、3つのリスクが潜んでいます。
1.時間を失う
2.成長の機会を失う
3.自主性を失う
ビジネスシーンでは「時は金なり」。
迷うだけで何もしない時間は、それ自体が損失。
ムダにした時間で、新しいことに挑戦できたかもしれないのに、みすみす逃してしまったのです。
仕事への姿勢が受け身になってしまい、そのままでいると、ますます自主性が失われます。
※
【不安の種類1:時間や手間がかかりそう】
・仕事量やかかる時間が読めない「なんとなく大変そう」と感じると、仕事を先送りしがち。
・「これだけはやる」と、できる目標を立てる。
・「手順」だけでも考えてみる。
・「とりあえず10分だけやる」など、時間を決める
・時間をかける分、「自分へのご褒美」を用意する
「資料をまとめる」というのは大変ですが、「構想を考える」「調べ物をする」といった小さな仕事に分ければ、手軽にできるものが見つかります。
※
【不安の種類2:やったことがない】
・「想像できる範囲」でいいから、何かやってみる
・「潜在能力を目覚めさせる」チャンスと考えてみる
「やったことがない」は言い訳で、要は「不安だからやりたくない」だけ。
しかし、何もせずにいると、不安は増す一方。
考え方を変え、自分の潜在能力を目覚めさせるチャンスと思い、短時間でいいので「これは必要だろうな」と想像つくことからやってみましょう。
※
【不安の種類3:失敗したくない】
・これまでの自分を信じ、「失敗しても、乗り越えられる」と考える
・「自分なら乗り切れる」と覚悟を決める
・「自分の実力を測るいい機会」と割り切る
仕事ができてプライドが高い人ほど、内心では「本気でやってダメだったらどうしよう」という不安を抱えています。
それ故、「難易度が高い」と感じた仕事を先送りしがち。
こういう人は、「少しくらい失敗しても、自分ならきっと乗り越えられるはずだ」と、プライドの高さを「自分を励ます」ことに利用してみましょう。
たとえうまくいかなくても、「今の自分の実力が分かる、いい機会だ」と思えばいいのです。
※※※
私のような、貧弱な精神力の人間は、いつも不安の中で生きています。
不安だろうが、気にしなかろうが、自分が何かしら実行しなければ、何も変わりませんよね。
昔から、不安は人一倍考えるくせに、人一倍行動力がありませんでした。
これは、精神疾患まっしぐらパターンというのを自らの人体実験で痛感しています。
少しでも行動をするように、小さなことからやって、自信をつけないといけません。
当然、実行すれば、新たな難問・課題・失敗の対処も出てきますが、それも不安に思ってしまいます。
誰もそこまで完璧を求めていないのに、プレッシャーだけは人一倍感受性が高いのです。
それでは足がすくんでしまい、何もできません。
来年は、上記のように、考え方を変えていきたいと思います。
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