2014年12月30日

実家の片付けで捨てるモノとは?〜親の生前・死後で分けて考える。「断捨離」「人生がときめく片づけの魔法」の次に行うもの


「グレート☆リュウギーン【登場篇】」!

・(注意)沖縄にある琉球銀行のCMです。

・なんと、あの大張正己(おおばり まさみ)さんによるTVCM初監督!

・声は、勇者シリーズ(エクスカイザー、ダ・ガーン)の主役ロボット2役を務めた速水奨(はやみ しょう)さん。

・琉球銀行よ、お前はどこへ向かおうとしているんだ。いいぞ、もっとやれ!


●(情報発信)琉球銀行ファンサイト / BRANDCo
http://brandco.jp/ryugin/


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※※※


【今年の片付けのトレンドは「実家の片付け」】


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昨年は、「断捨離」「人生がときめく片づけの魔法」などの片付けが注目されましたね。
これは主に、個人のモノ、自分が住んでいる家を片付けるのを主にしていたかと思います。


今年の片付けのトレンドは「実家の片付け」でした。


何も片付けをしない実家は、負の遺産がたくさんあります。
親の生前・死後に不要品を処分することを考えようというものです。


その方法について、片づけ上手塾エグゼグカレッジ表参道代表理事・渡部亜矢さんが解説していました。


処分するのは自分のモノではありません。
年配の方々は、モノを抱えることで精神的な安心感を覚えるものです。
決して、強引な処分をしてはいけないと思います。


しかし、不要なモノが家にあることで、それにつまずいて怪我をしたり、火災の原因になることだってあります。


また、片付けをすることで、生前に資産の情報を把握する事も可能になります。
保険、銀行口座、証券会社、貸金庫、不動産、権利証の保管場所は書き出しておきましょう。
また、借入金などマイナスの資産も要注意です。
デリケートな事だからこそ、有事の際に慌てないよう、知識としてだけでも知っておくのは損ではないと思います。


これを機会に、日々の生活の忙しさを言い訳にしないで、たまには実家へ帰って顔を見せてあげたらどうでしょうか?


※※※


処分するモノは、親の生前・死後で分かれます。


●生前に処分:
(1)使っていない家電
(2)家族が多かった頃に使っていた生活用品
(3)廊下や居間に置きっぱなしの古本など
(4)火災の原因になる石油ストーブなど
(5)未使用のシーツやタオル、服など


●死後に処分:
(1)家電
(2)時計、つぼなどの骨董品
(3)家具
(4)人形など心理的に捨てにくいもの
(5)アルバムなど思い出の品
(6)仏壇



【親の生前に処分】


(1)使っていない家電

・実家には、各部屋にテレビがあるケースが多い。

・親が使えないオーディオ機器が置きっぱなしになっている事もある。

・早く売らないと買取価格はやすくなるばかり。

・粗大ごみに出すと有料だが、リユース業者に引き取ってもらえば、低額でも処分代を節約できる。


(2)家族が多かった頃に使っていた生活用品

・布団、座布団、食器類、折りたたみテーブルなど。

・使用済みの生活用品は、リユース業者では引き取らない事が多いので、ゴミとして処分するしかない。

・切れるものは30cm以下に裁断すれば、普通ごみとして出せる(各自治体によってルールが変わるので要確認)。

・未使用の食器はリユース業者で買い取り可能。


(3)廊下や居間に置きっぱなしの古本など

・古本、雑誌など廊下や床に積まれている家が多い。

・つまずいて怪我をしないためにも、動線上に置いてある、モノは全て片付ける。
動線(どうせん)とは、建物の中を、人が自然に動く時に通ると思われる経路を線であらわしたもの。

・古くて変色した本は、ブックオフなど新古書店で買い取りはできないが、処分は可能。古紙回収業者に引き取ってもらうことも可能。

・愛着があって処分できない本は、本専用倉庫に預けるのも手。

・例)ボーディングパス「ブックオーシャン本棚プラン」
http://book-ocean.com/


(4)火災の原因になる石油ストーブなど

・火災の原因となる古いガス器具、石油ストーブも廃棄したほうがいい。

・石油ストーブは捨ててエアコンに切り替える。

・廃棄する際は、中の灯油や乾電池を抜き取って、粗大ごみとして処分。


(5)未使用のシーツやタオル、服など

・着ていない服、使っていないシーツやタオル類、家具など。

・贈答品のタオルなど、箱に入ったままで未使用なものは、リユース業者で買い取り可能。

・服も綺麗なら、低額ながら買い取ってもらえるケースもある。



【親の死後に処分】


(1)家電

・家電はできるだけ早くリユース業者へ売却。


(2)時計、つぼなどの骨董品

・骨董品の買取業者を利用。

・例)おたからや 
http://www.otakaraya.jp/


(3)家具

・リユース業者にまとめて出張買取を依頼する。

・古いタンスなどは売れないケースが殆んどなので粗大ゴミへ。


(4)人形など心理的に捨てにくいもの

・古い人形は、一般ゴミとして捨てる。

・気になるなら、塩と一緒に紙袋に入れて処分。


(5)アルバムなど思い出の品

・アルバムはデジタル化してDVDに保存後、一般ゴミとして処分。

・例)カメラのキタムラ「アルバムそのままDVD/フォトブック」
http://www.kitamura-print.com/data_conversion/album_dvd/


(6)仏壇

・処分方法は、宗派の寺に確認する。



【その他】


・実家を片付けたくても、遠くて手伝えない場合は、家事代行サービスを利用する手もある。

・例)カジタク「片付け名人パック」http://www.kajitaku.com/servicelineup/housework/souji/plan_kataduke/

Posted by kanzaki at 2014年12月30日 23:45