2017年07月30日
原作者・伊吹有喜さんが語る、小説に出てくる場所のモデル(東京編)-「新宿らんぶる」「新宿ボンベイ」「ごはん・ごはん(旧・美味い屋)」〜原田泰造さん主演映画「ミッドナイト・バス」は来年1月、新潟県で先行上映
・ほぼ新潟県でロケした原田泰造さん主演映画「ミッドナイト・バス」。来年1月、新潟で先行公開。
・原作者・伊吹有喜さんが、小説に出てくる場所のモデルを紹介しています。
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【喫茶「名曲・珈琲 新宿らんぶる」】
●名曲･珈琲 新宿 らんぶる （メイキョクコーヒーシンジュクランブル） - 新宿三丁目_喫茶店 [食べログ]
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000865/
(東京都新宿区新宿3-31-3 １Ｆ・Ｂ１Ｆ)
・ミュージシャン江崎が、彩菜（主人公の娘）の相談を受けた場所。
・作中では、床に淡い緑のじゅうたんが敷かれていた。
・作中では床に淡い緑のじゅうたんが敷かれていたのは、彩菜たちが草原に座って、星を見上げるイメージを重ね合わせたから。（実際のお店は違う）
・江崎の台詞
「はしごを下りて、星を見上げて楽しくやっていくか？ 根性据えてプロになって、星をつかみにいくか？」
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【インド料理店「新宿ボンベイ」】
●新宿ボンベイ （シンジュクボンベイ） - 新宿_インド料理 [食べログ]
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000804/
(東京都新宿区西新宿1-18-13 近江ビル １Ｆ)
・バスの乗客・真由美が、大学進学で上京する息子・仁志と過ごす最後の夜に入ったインドカレーの店のモデル。
・仁志
「お母さん・・・カレー、カレー、ってそんなに大声で言うなよ。その言い方だと、東京では魚のカレイなんだよ」
（新潟の人は、料理のカレーのイントネーションが違うエピソード。
言葉の頭を強く言う。果物のイチゴも同じ言い方）
・店を出た真由美は、帰りのバスに乗るため池袋へ向かう。
今だったら駅前のバスタ新宿から乗る形。
母子が大勢の人にもまれるのは、夜の山手線。
・作中のレーズン入りカレーは、ここのお店のメニューにはない。
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【幡ケ谷駅近くの「ごはん・ごはん」】
●ごはん ごはん （ごはん♡ごはん） - 幡ヶ谷_定食・食堂 [食べログ]
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13171307/
（東京都渋谷区西原2-30-2）
・小説での表現
「扉を開けると床が一段高くなっており、黒い板張りのフロアにL字形のカウンターが置かれている」
・主人公の恋人 志穂が営む定食屋「居古井(いこい)」のモデルになった店は２つあったが、いずれも数年前に閉店。
そのうちの１店「美味い屋(うまいや)」は建物を改装し、今は別の定食屋「ごはん・ごはん」が営業している。
小説と同じカウンターは、前のお店のまま。
・閉店した定食屋「美味い屋(うまいや)」は、劇中と同じ朱色のドアが特徴。
・来年公開する映画では、新潟市にあるお店を使って撮影。
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現代劇の良いところは、劇中に出てきた場所が、今も行けばそこに実在すること。
大ヒットした映画「君の名は。」の舞台になった場所を「聖地巡礼」と称して、ファンが大勢訪れたことがニュースになっていましたね。
ポスターやクライマックスで使われたのは、四ツ谷にある須賀神社前階段。
●【聖地巡礼】『君の名は。』の舞台になった場所まとめ - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2147236145900542001
「ミッドナイト・バス」の映画版は、ロケの都合でどこまで小説と同じなのかはわかりません。
それはそれで、「現実にある場所」で撮影したわけですから、聖地巡礼が実現しやすいです。
私の希望は、映画公開期間だけでいいから、劇中に出てくるバス「白鳥交通（しらとりこうつう）」を実際に運行してほしいです。
主役を演じた原田泰造さんが、免許を取得して実際に運転しました。
新潟交通の高速バスに、ハクチョウのラッピングをしたもの。
真っ白なボディーの側面と上部に、ハクチョウの羽ばたく姿が描かれています。
原田さんが運転するバスで県内のロケ地をめぐれたら、これほど最強な聖地巡礼はないでしょうね。
●もう一つの主役であるバスは、ハクチョウがモチーフ〜新潟市にて原田泰造さん主演映画「ミッドナイト・バス」の撮影開始
http://kanzaki.sub.jp/archives/003794.html
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【関連記事】
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