この週末は東京・横浜へ行っていました。
新潟より気温が高いのに、コートを着ている方が多くて驚きました。
女の子は、革ジャンを着ている子をちらほら見かけたのですが、流行っているのでしょうか?
東京へ行った際、いつも食べそこねているお店があります。
それは「富士そば」!!
●名代 富士そば(ダイタングループ)
https://fujisoba.co.jp/
田舎の人間なので、正直、「富士そば」は知らなかったのですよ。
新潟県等で放送している「NGT48のにいがったフレンド」という番組にて、東京の渋谷ロケの回があったんです(2017年2月6日放送)。
MCのお笑いコンビ・ロッチさんが「東京の渋谷といえばこれ」と選んだのが「富士そば」でした。
NGT48メンバーが、カレーとそばのセットを頼んで、コカドさんが「分かってるね」と称賛しました。
その際、「カレー」を新潟人が言うと、アクセントが違うという話しがでてきました。
新潟ではカレーのアクセントは、魚の「カレイ」と同じです。
今どきの若い女の子でもそうなんです。
(映画にもなった小説「ミッドナイト・バス」でもこのネタありましたね)
※
八王子駅を出てすぐのところにある富士そばへ入店。
昼時、狭い店内は、会社員や学生、子供連れのお母さん等、様々な人でいっぱい。
券売機で事前払い。
「カレーかつ丼」と「かけそば」のセットを注文。
確か700円台だったと思うのですが、このお店ではもっとも値段の高い部類です。
「カレーかつ丼」というのは、カツカレーではありません。
富士そばにはカツカレーはなく、好評な「カツ丼」の卵とじカツをカレーライスの乗っけた挑戦的メニューです。
新潟でカツ丼といいますと「タレカツ丼」です(説明割愛)。
私、タレカツ丼も好きですが、卵でとじた昔ながらのカツ丼の方がもっと好きです。
いつまた、「富士そば」に来れるか分からなかったので、お店の3大名物「そば」「カレー」「カツ丼」を一気に頼んでしまったのです。
カウンターへ券を持っていくと店員さんがマシンガントークで、
「蕎麦? うどん? 蕎麦 うどん? 熱いの? 冷たいの? 熱いの? 冷たいの?」
と聞いてきます。
「これが、富士そば流かあ」等と感心しつつ依頼。
※
「カレーかつ丼」、いいですねえ。
カレーとカツ丼を合体させたアイディアに驚き。
カレー自体は食べた際、「ボンカレーの中辛みたい・・・」と思いました。
カレーの辛さやとろみ、ルウの中から時折見える小さな具材等が、ボンカレーを食べまくっている私には既視感を覚えました。
しかし、意識高い系カレー屋のカレーより好き。
これのカツ丼部分は、クオリティ高いですねえ。
ネットで調べたら、人気メニューなようです。
食堂のカツ丼のような懐かしさ。
そうそう、これが真のカツ丼だよ。
カレーのルウはボンカレー級なのですが、カツ丼のタレ(醤油・みりん等)やカツ丼の玉ねぎと卵が組み合わさると、なんともいえない和風テイストのカレーへ変化します。
※
蕎麦は、無駄に汁が熱いのがいい。
蕎麦自体、腰がまったくないし、汁もごく普通。
しかし、昔よく食べまくっていた、駅のホームにある立ち食い蕎麦を思い出させるんですよねえ。
店内にかかっている演歌がさらに、懐かしさをアップさせます。
※
東京にあるお店なのに、ものすごく地方感があっていいですね。
ホームページを見たら、どの料理も値段が安い。
店内は狭く、隣の客との距離が狭いのも別に悪くない。
こういうお店が、首都圏でも受け入れられていることに、なんだか安堵しました。
また行きたいと思います。
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