2010年01月13日

NHK土曜時代劇「咲くやこの花」が名作の予感

いや〜、今日の新潟市内の吹雪は凄まじかったです。
風速40m近くになったところもありましたし、3万戸が停電になりました。
これからまた大雪が降るらしいので、明日の通勤は大変なことになりそうです。

さて、1月になりましたので、新ドラマが続々とスタートしました。
「龍馬伝」は、今までとは違う坂本龍馬像で新鮮でした。
例年、仕事が忙しくなってくると、一年もののドラマは断念するのですが、今年は最後まで見てみたいものです。

●大河ドラマ「龍馬伝」
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/

同じNHKにて、先週から始まりました「土曜時代劇 咲くやこの花」が名作の予感です。

●咲くやこの花 | 土曜時代劇
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/sakuya/

百人一首が大好きで、地味に目立たず生きようとしていたはずのヒロイン・こい(成海璃子)が「大江戸かるた腕競べ」で勝ち進み、江戸中の注目の的となっていき、さらには仇討ちを志す浪人・由良(平岡祐太)との初恋を経験する中で、人間として成長していく大江戸青春グラフィティー。愛、友情、親子愛、師弟愛、全ての泣き笑いをぎっしり盛り込んだ、感動の30分!成海さん、平岡さんとも時代劇初出演!

・東京新聞:NHK土曜時代劇『咲くやこの花』ヒロイン 成海 璃子 『今』が全て、いつも精一杯
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2010010702000066.html


脚本が「ちりとてちん」の藤本有紀さんですよ。
「ちりとてちん」は、近年放映されたオリジナル脚本ドラマの中で最高傑作と言っていいと思います。

・ちりとてちん (朝ドラ) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%A6%E3%81%A1%E3%82%93_(%E6%9C%9D%E3%83%89%E3%83%A9)


「ちりとてちん」は、貫地谷しほりさんが演じた主人公・和田喜代美が、落語家に弟子入りして成長して行くストーリー。
凄まじいまでに伏線を張っており、それが毎週末ごとに大きな感動へ繋げていました。

朝ドラの主人公のくせして、超ネガティヴ志向。
そんな主人公が、個性の強い人々と共に成長していきます(サブキャラ達で大人気で、スピンオフドラマが作られたぐらいです)。
また、このドラマは落語家のお話しだけあって、毎週、落語の内容をベースにした演出・展開運びをしておりました。

今回のドラマ「咲くやこの花」は、百人一首がストーリーの重要な柱となっているだけあり、百人一首の句をストーリーに絡めているのが面白い。
「ちりとてちん」を彷彿とさせますね。

主人公のネガティブなところも、「ちりとてちん」の主人公みたいなキャラです。
地味に目立たず生きようとしていたはずのヒロインが、百人一首を通して前向きになっていくであろう成長の様が楽しみです。

公式サイトの「ドラマのみどころ」に、藤本有紀さんの百人一首についての思い出が書かれていたのですが、読んでいるうちに泣けてきました。
この方ならば、「ちりとてちん」と同様、地味な題材でも(否、それだからこそ)、そこから人の喜怒哀楽をしっかりと描けるだろうと安心しました。

この作品の制作統括が「篤姫」の佐野元彦さんだからでしょうか、松坂慶子さんが出演していますね。
そして現在、「仮面ライダーW」にて、敵のボスを演じている寺田農さんも出演!
役どころは芦川藩藩主ドーパントです(何

百人一首を通して10代の女の子の成長を描くだけでも題材として新鮮なのに、それを時代劇でやってしまうのが面白い。
この時間帯の時代劇は大河ドラマと違って、登場人物の多くが町民で、貧しくも明るく生きている様が描かれています。
侍以外の色んな職種の人達が出てきて騒ぎ立てるのがイイんですよね。
しかも今回は、主人公が女の子。
ますます周りが騒ぎ立てて明るい作品になるでしょう(一話目で確信が持てました)。

もし機会があれば、ご覧ください。
土曜の夜のひとときを肩肘はらずに見ることが出来ると思いますよ。


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上記にて「ちりとてちん」の話しもしましたが、その主人公を演じた貫地谷しほりさんが、新潟市に本社を置きます三幸製菓の新CM「三つの幸せ物語」シリーズに出演をします。

●貫地谷しほり、結婚への猶予は「あと2年」
http://www.sanspo.com/geino/news/100112/gnj1001121803023-n1.htm

俳優松平健、田中好子、貫地谷しほり、笹野高史、伊藤淳史が“おせんべい屋一家”とその婚約者を演じる三幸製菓(新潟市)の新CM「三つの幸せ物語」シリーズの記者発表会が東京都内で開かれた。CMは新潟の3世代家族が舞台で全6話。15日から予告編が始まる。関東、関西、新潟地区で放送のほか、同社ホームページでも視聴可能。演出は映画「パッチギ!」などの井筒和幸監督。


・〜いっこでもにこにこ三幸の、あられおせんべい〜三幸製菓
http://www.sanko-seika.co.jp/

・三幸製菓 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B9%B8%E8%A3%BD%E8%8F%93

三幸製菓株式会社(さんこうせいか)は、新潟県新潟市北区に本社を置く製菓会社。あられ・おかき・煎餅の製造販売を主業とする。「一個でもニコニコ 三幸のあられ・おせんべい」のキャッチフレーズのテレビコマーシャルで古くから親しまれている。主力はもっぱら米菓であり、地味ながら良質・廉価な商品を市場に提供している。代表的な商品は『雪の宿』『ぱりんこ』など。


新潟の米菓と言いますと、「ハッピーターン」等を販売している亀田製菓が有名ですが、三幸製菓も負けてはいません。
CMの「♪いっこでもにこにこ三幸の、あられおせんべい♪」という歌は、新潟県民ならば脳内に確実に刻みつけられています。
ちなみに私がここの会社の商品で好きなのは、「黒豆のチカラ」です。

・「黒豆のチカラ」
http://www.sanko-seika.co.jp/___/-shohin_db/index/83_index.php

ザックリとした食感の丸粒黒豆せんべい(塩味)と、カリッとした食感の荒挽き黒豆あられ(醤油味・塩味)を同時に焼き上げました。丸粒黒豆の旨みと荒挽き黒豆の香ばしさがうるち米ともち米の2つのお米にマッチしています。
Posted by kanzaki at 19:55
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