2010年07月20日

子の読書量は、親の読書量に比例する

「ズームイン!!SUPER」は、「ハートキャッチプリキュア!」のBGMがよく使われるなあ。
今朝も、まるきゅーのコーナーでガンガン使われていました。
スタッフにファンがいるのかな?


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今朝の日本経済新聞に、「子の読書量 親に比例〜厚生省調査」という記事がありました。

お父さんお母さんが読書家であるほど、子供(ここでは小学2年生)が児童書や絵本を読む冊数が多いことが、19日までの厚生省の調査で分かりました。
子供の読書量は、親にほぼ比例しているのです。

一ヶ月の母親の読書量が1冊の場合、子どもは1冊が17.4%、2〜3冊が34.1%、4〜7冊が26.3%、8〜11冊が9.0%、12冊以上が13.3%でした。

母親が12冊以上の多読ですと、子供も12冊以上が55.7%と半数を超えています。
父親の読書量についても、ほぼ同傾向だそうです。

月に1冊以上の読書習慣のある母親の子供は、1冊が11.9%だったのに対し、12冊以上が18.0%。
一方、読書習慣のない母親の子供は1冊が17.3%と高く、12冊以上は9.8%にとどまります。

親の読書習慣が子供と密接な関係があると新聞には書いてあります。
上記のデータだけだと、あまり関連性がないように感じますが、記事にあった棒グラフを見ますと、子供が月に12冊以上本を読む傾向となる事に関しては、確かに親の読書量と綺麗に比例していましたよ。

「勉強しろ! 読書を!」と言うだけで、自分は韓流ドラマをお菓子を食べながら見ているような親には、読書好きの子どもが育たない訳ですね。
これはPTAのおば様達にとって良いデータなのか、悪いデータなのか?

けれど、毎月10冊以上の読書をするとなると、本屋で購入していたら、物凄い金額になりますよね。
「親の年収と大学進学率は比例する」なんてデータもありますが、やはり読書についても、それが当てはまるのかもしれません。

そうなりますと、図書館という選択が見えてきます。
しかしその図書館も、近年の厳しい財政事情の影響で、この10年で資料費が約半分にまで減っているそうです。
ですから同じ本の複数購入も減るので、予約していても、なかなか自分の番にまで回ってこなかったりするのです。


私は読んでいて気になった部分はiPhone4(以前はコンデジ)で撮影しておきます。
昔で言うところの、新聞や雑誌等を切り抜いてスクラップするような感覚です。
毎日、新聞や雑誌、書籍に目を通して、気になったものは、ひたすらiPhone4のカメラのマクロ機能で撮影しまくりです。
それが、神ナナのネタ帳となります。
テレビも見ていて気になったら、ブルーレイディスクレコーダーではなく、iPhone4の動画機能でディスプレイにレンズを向けて撮影してしまいます。
画質や音質なんてどうでもいいのです。
とにかくメモさえできればいいのですから(いや、iPhone4の動画撮影機能は、なかなかのものだと思いますよ)。
iPhone4は画面が大きくて綺麗ですし、容量も32Gありますから、容量なんて気にせずにどんどんメモがわりに使えます。
デジタル一眼レフカメラは「作品」を撮る為の道具ですが、iPhone4やコンデジは「記録」する為の道具と割りきって使っています。

私は読書量が多い方だと思いますが、読めば読むほど、一冊の本の中で本当に有益と思われる部分って、そんなに無い事に気づきます。
だから沢山読んでも、どれだけ自分にとって有益な知識、時間を得られたかは疑問です。

ただ、多く読むことで、色んな人間の思考・方法論みたいなものが何となく覚えられます。
それが日常の仕事の中で、「応用力」「既存のものに縛られないアイディア」等に繋がっているかもしれません。

多分、大人と子供では、読書一つとっても、それに対するスタンスは違うことでしょう。
大人の場合、限られた時間の中での読書になります。
なるべく効率よく、早く読めるように出来るスキルを持ち合わせると良いと思います。

それと、お子さんがいれば、一緒に本を読む・聞かせてあげるというコミュニケーションツールとして使うのも良いことでしょう。
私の母が本屋を経営していたときは、よく小さい子供達向けに、読み聞かせのイベントをやっていました。
あれは本当に大好評でした。
そういう機会を家庭内で行うことは、とても良い事だと思いますよ。


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【告知】

私、神崎の写真展をこじんまりと行ないます。
場所は、新潟市古町で行われる「第10回 千灯まつり」の会場です。

・日時:7月31日(土)午前10時から午後3、4時頃まで
・場所:本町5の路上(予定)

●千灯まつり
http://www11.ocn.ne.jp/~hon5/

千灯まつりの灯籠の点灯は、夜6時から行われるのですが、日中は露店にて産地直送の販売等が行われます。
その会場でなぜか写真展を行ないます。
今回の作品数は21点。
屋外ですので、天気の状態によってはどうなるか分かりませんが、どのような形であれ展示するつもりです。
露店の中で行ないますので、そんなに大げさなものではありません。
私も気軽に行ないますし、皆さんもご都合が良ければ、ふらりと見に来てくださいね。

Posted by kanzaki at 22:48
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