2010年10月18日

美容の秋〜老化肌を防ごう、アロマテラピーを活用しよう

yuko03.JPG

※イラストレーター水上祐子さんの作品。
「ニコンAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」でマクロ撮影。RAW現像。レベルとコントラストを調整。
もの凄く大きな作品で、とてもスキャナーでは取り込めません。
こういう時、マクロレンズがあると便利です。

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このように、たくさんの生き物が描かれており、隣り合う同じ動物でも表情が一つ一つ違っているんですよ。

連絡先は「蔵織」まで。


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夏の疲れも取れ始めた頃だと思います。
特に今年は、強い紫外線を受ける機会が多く、肌にダメージを受けた人も多いのではないでしょうか。
肌の老化を進行させないようにしたいものですよね。
今回は「老化肌」についてです。

フォトセラピスト・奥田弓子さん(株式会社ピュアサプリ代表取締役)は、老化肌について以下のように語っています。

老化肌とは、皮膚表面が乾燥しツヤとハリが失われた肌の事です。
それは、シミ・しわ・たるみ、そして乾燥に伴なう痒み等としてあらわれます。

加齢に伴う肌の老化は避けられませんが、同じ年齢でも若く見える肌、老けて見える肌があります。
肌の老化を早める原因として、紫外線・寒気・乾燥といった外的要因、睡眠不足・栄養不足・喫煙・偏食等の内的要因があります。

肌の老化を早めない対策として、

・肌の老化を早める要因を取り除く
・ビタミンA、C、E等を摂取する
・適度な運動
・身体を冷やさない
・肌の代謝を高めるマッサージをする
・肌のターンオーバーのスピードを促すため、ディープクレンジングで角質を取り除く

等があります。

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝の事で、表皮の生まれ変わりの事をさします。
表皮は約28日周期で常に新しい細胞に生まれ変わります。
しかし、歳を重ねるごとに遅くなり、表皮の層も薄くなっていきます。
そして傷の治りを遅らせたり、肌の決め細やかさが粗くなったり、シミが出来易くなります。
肌の乾燥、しわ、くすみとしてもあらわれます(ターンオーバーの速度が遅くなっている証拠)。

ターンオーバーのサイクルは、食事・睡眠等の生活習慣に直結しています。
十分な栄養と休息により、肌細胞もうまく成長してくれます。
そして勿論、過度なストレスも大きな悪影響を及ぼしますので、ストレスコントロールも大切です。

肌に良い食材を列記します。
ビタミンA、C、Eは抗酸化物質で、肌を老化させる活性酸素を除去してくれます。

※ビタミンA(皮膚病や肌荒れに効果)・・・にんじん、かぼちゃ等

※ビタミンC(メラニン色素の生成や沈着を阻害。肌のはりや弾力の元になるコラーゲンの合成を促進)・・・ピーマン、レモン等

※ビタミンE(酸化を防いで肌をみずみずしく保つ)・・・アーモンド、カツオ等


なお、毎日の生活の中でほっと一息つく時は、ハープティーがお勧めです。
セージの葉(小さじ1)をカップ1杯のお湯で10分程浸出させて、朝の時間帯等に飲みましょう。
殺菌効果等が期待できます。

上記にて、過度なストレスは肌に良くないと書きましたが、なかなかそれが難しいのが現代ですよね。
アロマコーディネーター・十五妙子(とうごたえこ)さん(日本アロマコーディネーター協会会員)は、アロマテラピーによるリラクゼーションを勧めています。

年齢を重ねると、若い時以上にいろいろなストレスを抱えることになります。
例えば、怪我、病気の他、大切な人との死別、そしてここに来て経済不況も加わります。
アロマテラピーによるリラクゼーションで、ストレスをコントロールしましょうというものです。

アロマテラピーとは、天然植物から抽出した精油を使い、心と身体の健康や美容を増進する芳香療法のことです。
最近では、神経外科等の病院や介護施設でも利用されています。

今回は手軽に行える「アロマ足浴法」というものをご紹介します。
末梢神経が集中している足を温めることで、滞りやすい末端の血液循環を良くして、身体に負担をかけずに全身浴と同じ効果をもたらします。
また、鼻呼吸したアロマの香りは、自律神経や内臓に働きかけ、活性化する手助けをしてくれます。

※アロマ足浴法

・大きめの容器に足首が隠れる位のお湯を注ぐ
・市販の精油2〜3滴を落として、よくかき混ぜる
・足を浸す(この時、手で足の指やくるぶしを揉みほぐすと良い)


※各精油の効果・効能

・頭痛、神経痛・・・ラベンダー
・不眠症・・・イランイラン、サンダルウッド
・腰痛・・・ローズマリー

以上、自分自身が気になったので取り上げました。
皆さんも試してみてくださいね。

Posted by kanzaki at 21:24
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