2010年10月19日

「ゲゲゲの女房」のイトツとイカル(の中の人)が舞台にて活躍

fukushimagata20101017-01.JPG

日曜日の福島潟の様子。
人と話すのがしんどくなった時、自然と対話をしていると心が落ち着きます。


※※※※※


ドラマ「ゲゲゲの女房」が終わって数週間が過ぎました。
毎日15分視聴するのが日課だったので、なんだかその分、すっぽり抜けたような感じです。
そういえば、12月29、30、31日の3日間、午前7時20分から8時28分まで総集編が放送されるそうですよ。
来年あたり、スピンオフ作品やアフターストーリーを作って欲しいものですね。
藍子の結婚式の話しとか。

松下奈緒さんは、大みそかのNHK紅白歌合戦の司会の最有力候補だとか。
この前、主題歌を「いきものがかり」とピアノで共演していましたし、ほぼ確実でしょうね。
向井理さんは昨日より、初の主演映画の撮影に入ったそうです。
主演の二人は、来年もこの勢いが続きそうです。

さて、そんな素敵なドラマを支えてきた人達として、村井茂(水木しげる)の両親がいます。
流れに任せた自由な生き方をしてきた父・村井修平役は、風間杜夫さんが演じました。
気丈で常にきりりとした気持ちを失うことなく生きている母・村井絹代役は、竹下景子さんが演じました。

ちなみに劇中、修平は「絹代(イカル)の相手をしていてもストレスで胃がやられる事がなく、胃が突出して強い」という意味で、息子たちから「イトツ」と呼ばれてました。
また、絹代はよく怒る様から、息子たちに「イカル」(怒る)と呼ばれていました。

今回は、このお二人の舞台をご紹介します。


まずは、風間杜夫さん。
ちなみに風間さんと言いますと私の場合、ラジオドラマ「沈黙の艦隊」の海江田四郎役を思い出してしまいます。
風間さんは、ひとり舞台5部作を一挙上演します。

・トム・プロジェクト・プロデュース「風間杜夫ひとり芝居」
・11月3日〜10日上演
・本多劇場(東京下北沢)http://www.honda-geki.com/

内容は、情け無いけど情に熱く、前向きだけどうまくいかない中年男・牛山明の哀歓喜劇です。
1997年に第一弾「旅の空」を発表。
2000年「カラオケマン」、2003年「一人」を発表。
この三部作一挙上演にて、文化庁芸術祭大賞を受賞しています。
2008年に完結編「コーヒーをもう一杯」「霧のかなた」の2本立を公演。
今回は5時間半の長丁場にて、それら5部作を一挙上演します。


一方、三択の女王・竹下景子さんは、3分間で描く女性ドラマを演じます。

・坂手洋二の書き下ろし・演出「3分間の女の一生」
・11月13日〜23日上演(以後、足利市、仙台、盛岡等各地で上演)
・座・高円寺(東京)http://za-koenji.jp/

全てのシーンが、日本の高度成長を象徴する単位「3分間」で描かれる演劇史上初の試み。
「性」という概念を問い直し、少子化・晩婚化・高齢化という社会を反映させながら、現代の新しい女のドラマを作り上げているそうです。

若い頃は、演劇集団キャラメルボックス、劇団大人計画等の舞台を見たりしましたが、新潟にいるとそういった芝居を見る機会がありません。

たまには東京へ行って、芝居を見て来ようかなあと思うこの頃です。

Posted by kanzaki at 22:18
Old Topics