この3連休は、日本画を描いていました。
雪が降る中、築100年を超える蔵の中で日本画を描くというのは、なかなかオツなものです。
オーナーが淹れてくれたコーヒーが、集中による疲れを癒やしてくれます。
日本画は、「岩絵の具」という色のついた細かい岩を熱く溶かしたニカワの液と混ぜ、色を塗ります。
寒さで、ニカワ液がすぐに凝固してしまうので、この時期は大変です。
暖房はがんがん炊いているのですが、人がいないと温まらないみたいです。
大昔の人は、どうやって寒さを乗り越えて描いたのでしょうね。
6箇所、ワンポイントで、金箔を貼ってみました。
貼る部分は小さいので、金箔の余った切れ端を使います。
やってみたら、なんだか画鋲を押しつけたみたいになってしまいましたorz
目立つくせに、あまりにも平面すぎるからかな?
後日、影などを彩色して、立体的にしてみたいと思います。
細かいところは別にして、大体塗り終わりました。
残りはいよいよ、ヒマワリの中心部分です。
もっとも重要な部分なので、最後にとっておきました。
当初、以前の作品と同じく、金箔を貼ってしまおうかと考えていました。
しかし上記のように平面的になりすぎる気がします。
(前作より、ヒマワリの大きさが2倍ぐらい大きいから)
先生に相談して、方向性は決まりました。
もっとも大変な道を進むことにしました。
一ヶ月後に展示する予定なので、都合がつく限り、休日は描き込もうと思います。
冬なのに、夏の絵を描いているというのも、なんだか不思議な感じです。
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