2016年01月18日

日本画、ヒマワリの中心部を彩色開始

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昨日も、日本画を描きに行ってきました。
展示会まで残り1ヶ月なので、行けるときは行こうと思ったからです。


の二階は使用中だったので、喫茶室で画材を広げて彩色していました。
あ〜、床暖房はあたたかくていいですねえ。


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平日の間、ネットでヒマワリの中心部の構造を調べていました。
かなり細かいのですね。
さすがに描いている紙が小さいので、忠実には描けません。
そこで、エッセンス(雰囲気)だけを取り込むことにしました。


今回は、ヒマワリ中心部の周辺を彩色しました。
3時間ほどしか彩色できなかったので、全てのヒマワリへ、ざっくりと色を落としました。
細かいことは後回し。


色は、花びらを塗った「岩絵の具」のうち、3色を使ってみました。
ここで、まったく違う色を使うよりは、同じ色を使ったほうが違和感がないかなあと思ったからです。


ヒマワリの中心部に残った背景の青色は、あえて残したままです。
黒色で線を引く代わりです。
まだ青色が強ければ、あとで修正します。


本当の中心部分は次回に彩色予定です。


描いていて思ったのは、たった一輪の花でも描き切ろうと思ったら、もの凄い情報量になるということです。
鉛筆や万年筆ならば極細の線も容易に描けますが、水っぽい岩絵の具では大変です。
きっと、忠実に描く方法もあるのでしょうが、今の私にはできません。
とにかく、今の自分で精一杯努力できることは、全て注ぎ込もうと思います。

Posted by kanzaki at 23:20
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