2016年02月29日

「ケチな30〜40代」どうすればおカネを使う? (東洋経済オンライン)〜そんなことを気にせず、清潔感のある身の丈にあった生活をしていれば良いと思います

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●「ケチな30〜40代」どうすればおカネを使う? (東洋経済オンライン)
http://toyokeizai.net/articles/-/103744


・現在30〜40代は「団塊ジュニア世代」。彼らの消費の共通点は「共通点がないこと」。

・団塊ジュニアの消費傾向は、ほかの世代に比べて基本的に「消費に対してケチ」。

・就職期にバブルが崩壊し、「雇用も給料も不安定な状況」を体験しています。
そのため、浪費リスクを知っているため、豪快な消費を行わない傾向があります。

・そんな「団塊ジュニア世代」には、「5つの消費のツボ」があります。

(1)「コンセプト」「価格妥当性」に弱い――象徴は無印良品、電動自転車

(2)「母娘消費」は狙い目――「友達親子」の母と娘

(3)「3世代消費」――団塊は「子ども」「孫」にカネを使う

(4)イクメン消費――「自分」より「子ども」におカネをかける

(5)「自己啓発」「自分探し」にはおカネを使う


※※※


ニュースのタイトルにインパクトがあったので、思わず読んでしまいましたよ。


ちなみに、総務省が調査した平均貯蓄額(2012年調査)は、以下のとおり。


・全世代平均:580万円(単身世帯)、948万円(ファミリー世帯)

・30代の平均貯金:461万円(単身世帯)、370万円(ファミリー世帯)

・40代の平均貯金:490万円(単身世帯)、444万円(ファミリー世帯)


いずれも、金融資産(生命保険や投資など)は含みません。
子供を育てる時期なので、家族のいる家は、独身より少ないようですね。


2012年の調査によると、2人以上で暮らしている家庭の平均貯蓄割合(貯蓄率)は9%でした。
他の調査でも、年収の1割以上を貯蓄する人が約40%と多かったです。
貯蓄を始める際、まずは給料の1割(10%)というのが目安になりそうです。


老後に必要なお金は、人によってまちまちです。
よくネットで、「1億円必要」と書いて煽っている記事があります。
それだと現在の生活費より多いじゃんとツッコミを入れる人が殆んどです。


ベストは、健康で体を動かし、生涯現役で働くことなんでしょうね。
それなら、貯蓄や医療費も大幅に減らせます。
なにより、生きがいのあるシルバー世代になります。



一言でいえば、「使うお金がありません」・・・orz


年功序列・終身雇用・年金があまり意味をなさなくなり、疲弊し、あきらめがまん延していますよね。
そのせいか吹っ切れて、見栄をはらなくても良くなりました。


また、単に安いものを買うのではなく、ネットなどの口コミや情報を収集し、コストパフォーマンスの良いモノを狙います。


今は、価格は安くても品質はそこそこのモノが多くありますから。
しかも、地方にいてもネットで全国から入手できます。
とてもありがたいことです。


身の丈にあった生活をすればいいのです。
できればそこに、「清潔感」があればいい。


あとは、精神面。
怒らない、みやみやたらに反応しない。
ムダな(ネガティブな)妄想をしない。
理解し、認め、手放す。


バブル時代の良さを知らない我々は、かえって良かったのかもしれません。
「昔は良かった」と変な回顧をしなくてすみますから。
だから、身の丈にあった生活がしやすい。


そういう訳で、残念ながら私は今後も、お金はあまり使わないと思います。

Posted by kanzaki at 23:01
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