2016年03月06日

4月、新潟市西区に「ゆうやけこどもけやき食堂」がオープン〜子供の孤食を防ぎ、地域住民が関わる場所

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4月、新潟市西区に「ゆうやけこどもけやき食堂」がオープンします。


親が仕事などのため、放課後に子供だけで過ごす小中学生へ食事を提供します。


子供の孤食を防ぎ、地域住民が関わる場を作ろうと、地域の喫茶店が中心になって、住民らが運営します。


●ゆうやけこどもけやき食堂

・住所:新潟市西区上新栄街3(「喫茶けやき」を使用)

・オープン:4月7日

・営業日:第1木曜、第3火曜の午後4時半〜8時

・参加費:1回200円


・住民や大学教員、学生らがボランティアで参加。

・手作りの夕食を一緒に囲み、学習支援をしたり遊んだりする。

・帰りは親の迎えが基本だが、送迎の相談にも応じる。


こういった試みは、新潟の他の場所でも行われています。


●にいがた子ども食堂〜にいがた子育ちステイション〜
https://www.facebook.com/%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%9F%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%A3%9F%E5%A0%82%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%9F%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A1%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-904545549639453/


幼少期の生活体験は、その後の人生に影響を与えます。
性格、学習能力など。


子供は当然、自分で自分の環境を作ることが出来ません。
手助けが必要です。


地方では、「まちの活性化」をあれこれ模索しています。
大抵は、「モノ(含・建物)」か「イベント」です。
当然、自分たちの商売の売り上げにつながるものを考えなければいけないからです。


しかし本当に大切なのは、将来に活躍する子供たちへの愛情だと思います。
それがないと、子供たちは古里を離れ、都会へ行ってしまいます。


今回の試みは、愛情がありますよね。
ずっと続けていってほしいものです。


※※※


【子供の貧困も深刻】


●子どもの貧困6人に1人 “空腹で夜眠れない”母子餓死は人ごとか?じりじりと増える日本の貧困率 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2131289198845678101


約6人に1人の子どもが貧困の時代です。
子供の貧困対策として、政府が寄付金集めをしましたよね。
その結果、広報活動に2億円使ったのに、集まったのは2千万円弱という、政治ギャグをかましていました。


結局これまた、偉い人達は「その家庭の自己責任」で済ませてしまいそうです。


子供の貧困で問題になるなのは、「食事」と「学習」。


「食事」は、目の前の問題。
「学習」は、将来につながる問題。


今って、子供たちは学校からの帰ったら、今度は塾で勉強するのが当たり前になっています。
だから、勉強できる環境が整っている子と、そうでない子の差は、もの凄く広がります。
それは、精神面にも影響が出て、不登校になることもあります。


私自身は、母子家庭でした。
環境的には、絶望コースまっしぐらなはずでしたが、幸いそうはなりませんでした。


とはいえ、精神面では、いろいろと闇があるのは間違いないです。
自覚しています。
それでも一線を超えずにこうやってこれたのは、まわりの皆さんのおかげです。
だから、地元で今でも生活しています。


自己責任が当たり前な風潮が、はやく無くなってほしいものです。

Posted by kanzaki at 22:28
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