自分を変えたいならば、まずは行動から変えてみるというお話し。
(神田クリニック・高野院長 )
・「思考パターン」を変えるのは難しい。脳が無意識にいつもどおり働くから。
・しかし、「行動」は意識的に変えやすい。
・例えば、人見知りで人を避ける性格を変えたいならば、まずは自分からあいさつをするといい。
そのうち相手からも声をかけられることが増え、人と交わる機会も増え、内向的な思考もじょじょに外交的になる。
・行動の変化は思考を変化させる。精神医学では「行動療法」と呼ばれる。
・「性格は行動の結果」。これは、古代ギリシャ時代の哲学者・アリストテレスの言葉。
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【重い腰をあげるには、計画を立ててハードルを低くする】
4月になりました。
年度の切り替わる職場、学校も多いです。
なにかを始めるのにも、ちょうどいい時期です。
新年1月、目標を決めたものの、結局行動に移せなかった人にとっても、復活チャンスの時期。
仕事や趣味、ボラティアなど、どの分野でも良いのですが、とにかく行動する姿勢というのは素晴らしいです。
しかし、重い腰をあげるまでが大変ですよね。
はじまってしまえばなんとかなるのですが。
重い腰をあげるには、ハードルを下げるのが一番です。
例えば、大きな目標があった場合、それに到達するには計画が必要です。
・しなければいけない複数の課題の列記
・それらをするための具体的な方法
・行動の時期と順序
大きな目標を達成するには、いくつもの課題を乗り越えていく必要があります。
課題を細かく分散すればするほど、具体的になにをすれば良いのかが明確になります。
明確になると、意外とそれぞれ一つ一つのハードルは低くなります。
小さな目標は、短期間で済みますから、達成感も感じやすいです。
達成感を感じる頻度をなるべく増やすと、行動が持続しやすいです。
「(小さな)自分へのご褒美」も、折々であるといい。
学生の勉強の場合、こういう計画を塾の良質な先生が指導してくれます。
進学というシンプルで明確な目標もあります。
社会人になると、そうもいきません。
しかも今の時代、先輩が仕事を教えてくれるとも限りません。
今はみんな、抱えている仕事が多く、管理者といえど管理だけではなくプレーヤーとしても動かなければいけない時代だからです。
大きな1枚の紙に計画内容を書き出してみると、全体を見渡せていいですよ。
書き出してみると、客観的で冷静になれますし、人に伝える時にも頭の中で整理ができているので話しやすいです。
私も重い腰を上げたいと思います。
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