・「ダム巡り」が人気上昇中。
・現地で無料配布される「ダムカード」の収集が人気の秘密。
・新潟県のダムの数は、全国で3番めに多い(北海道、岡山に次ぐ)。
・管理者の積極性もあり、首都圏を中心に遠方からファンが訪れる。
宿泊を含めたツアーや、「ダムカレー」の提供など、ダムを地域振興につなげようとしている。
●関連記事:奥只見ダム(新潟県魚沼市。国内5位の堤高)のドライブイン「奥只見レイクハウス」にて、「ダムカレー(880円)」が販売開始〜ダムをモチーフにしたカレーは、日本ダムカレー協会ができるほど全国に拡大中
http://kanzaki.sub.jp/archives/003643.html
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・「ダムカード」は、国土交通省と水資源機構が制作したもの。
様式を全国統一にし、現地で1人1枚のみ配布する。
現在、約460基、新潟県だけで24基を発行、配布している。
●主な施策:ダム -ダムカード - 国土交通省水管理・国土保全局
http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/damcard.html
・新潟県は昨年、約2万1500枚を配布。
累計約6万3千枚の35%は、県外の訪問者が入手している。
5年間で少なくとも2万2千人余が県外ということになる。
・新潟県の場合、管理所の職員がカードを手渡ししている。
管理所は施錠されており、インターホンで入手を申し出た来訪者に応じる。
・早出川ダム(五泉市)はホームページの更新が頻繁で、受け入れに積極的。
ペーパークラフトや周囲の草花を模した押し花のしおりを提供している。
●新潟県:【新津】 早出川ダムhttp://www.pref.niigata.lg.jp/niigata_seibi_niitsu/1226952075862.html
・複数のダムによるスタンプラリーを実施したり、ダム巡りモニターツアーを開催などもしている。
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マニアックではありますが、大自然の中と大量の水、そこへ巨大な人工物というのはスケールが大きく、人をひきつけるものがあるのでしょうね。
ダムカードという少年心を抱かせるアイテムを公共が行うところがおちゃめです。
モンスターやタレントではなく、ダムの写真というのがいい。
さらに、「ダムカレー」という、これまた少年心満載の食べ物があるのがいい。
一部のダムだけではなく、全国で行うからこそ、こうして価値を見出す一般人が生まれたわけでして。
地味だと思われるものにスポットライトをあてることで、魅力を出すその手法は見習うべきですね。
それにしても、タモリ倶楽部が喜びそうな内容です。
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