2016年09月12日

新潟の「餃子の王将」にて、ご当地メニュー「タレカツ」を販売/最近は「現実=記憶」ではなく、「現実=今この瞬間」という考えで生きています

新潟の「餃子の王将」は、ご当地メニューとして「タレカツ」を販売しています。
1個80円。
タレカツは通常、ご飯を盛ったどんぶりに乗せて「タレカツ丼」として食べます。
単体にすることで、ビールのおつまみや、チャーハンなどのトッピングも楽しまます。


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(味噌ラーメンを頼んだら、太麺が売り切れだったので細麺で調理してくれました。これはこれで好き)



(【B級グルメ】肉と米のみ!新潟県の名物「タレカツ丼」は果たして旨いのか!?[けつがバター醤油]【IKKO'S FILMS】)


※※※


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以前、食堂があった場所が、駐車場になっていました。
更地にしてしまうと、ずいぶんと狭いお店だったのだなあと寂しくなりました。


中学生の頃にいっときだけ、すぐ隣に住んでいたことがあります。
そんなわけで、ちょくちょく食べていました。


別に、店の人と仲が良いとかのエピソードはありません。
数年前、久々に店内に入って食べたけれど、別段、感動とかそういうものはありません。
淡々と注文して食べて、お金を払って店を出ただけ。


それでも、自分が入ったことのあるお店がこうして消えてしまったことや、思いのほか狭い店だったのだなあということに、なにか寂しさみたいなものはありますね。


記憶がひとつ消えてしまったかのような。


「現実=記憶」というイメージがあったので、そう思ってしまいます。


現実なんて、どんどん消えていき、また別なところで生まれていきます。


自分が体験する現実の数と時間には限界があります。
歳を重ねたら、新しい現実との出会いがどんどん減っているように思います。
そう考えると、現実が消えていく一方なので、頭の中の記憶がスカスカになっていきます。


最近は「現実=記憶」ではなく、「現実=今この瞬間」という考えに切り替えている最中です。


過ぎ去ったものは手に触れることのできないもの。
未来だって、まだ触ることのできないもの。


触って実感を伴えるのは「今この瞬間」だけです。


ちゃんと、今というものに真剣に向き合って生きていけばいいのかなと。
今まで当たり前の存在だったものも、ちゃんと向きあえば驚きと発見があるというもの。
そうすることで、失ったものへの寂しさや、まだ来ない未来への不安も薄れるのではないかと。


若い人ならばともかく、ある程度の年齢になったら、そういう生き方の方が、かえって充実した毎日(悔いのない毎日)を過ごせるのではないかと思っています。

Posted by kanzaki at 22:33
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