2016年10月25日

現在、新潟市出身の日本画家・近藤幸夫先生が、ロシアで展覧会をおこなっています

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(長さ13m68cm×高さ2m3cmの巨大な日本画です。ロシアで展示中です)


現在、新潟市出身の日本画家・近藤幸夫先生が、ロシアで展覧会をおこなっています。
来年5月まで、ロシアの各地で開催するのですが、今回はその最初です。


●ロシアでの展覧会(今年第1回)

・場所:ムーティッシュ・ステイト・アートギャラリー

・期間:10月20日〜11月20日

・公式サイト:日本画家 近藤幸夫 「真理への探求」
http://yukio-kondo.com/
(まだ、公式サイト内のフェイスブックは更新されていないようです)


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(ムティシ新聞に掲載されました)

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(会場入口)

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(大型作品。もちろん、普通の大きさのものも沢山展示されていましたよ)

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ロシア1チャンネルと新聞社の取材があったそうです。


日本画は指で触ると、その立体感を感じられます。
色のついた岩を細かくし、それをニカワと混ぜて紙に塗るからです。
大雑把なイメージとして、日本の家の「土壁」を想像してください。


そのため、目が見えない人でも、絵を「鑑賞」できます。
本日、視覚障がいの人たちが展覧会に来てくれました。

今回、ドキュメンタリー番組が作られることになったそうです。
日本画の制作過程や、視覚障がいのある方たちとの交流も収められるようです。


また、視覚障がいの人たちや学生たちを前に、日本画のマスタークラスも行われます。
日本画を体験してもらうために、数百人分の画材も持っていっています。


視覚障がいの人たちが作品に触れる展覧会と、日本画を描くマスタークラスは、新しい挑戦として高く評価され、ムティシ市から感謝状を受けたそうです。



冒頭の超大型作品以外にも、こんな大型作品もあります。
こちらも、横4mぐらい、高さ2mぐらいあります。


これらは、日本画というイメージとだいぶ違うかもしれませんね。
ちゃんと意味があります。


●Art for All 国境なき美術展 すべての人へ 芸術を
http://art-fa.com/

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(鏡の向こうの景色なので、銀箔でガラスを表現)

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ロシアへ行くまで、作品の写真撮影や、作品を梱包する箱の作成など、いろいろとお手伝いしました。
こうやって、展覧会が現実となって嬉しいですよ。


おととい、ロシアの先生とスカイプでテレビ電話をしました。
先生が、展覧会の会場内を移動しながら映してくれました。


会場内は白い壁でして、階段で上下立体的に移動しながら鑑賞できます。
清潔感と現代的な感覚のある場所でした。


日本とロシアの時差は、ロシアの方が6時間遅いです。
スカイプで話した時間帯は夕方でしたが、家族で鑑賞している人が多かったです。
ロシアの人には、日本画という文化は、どう感じとれたのでしょうかね。


それにしてもロシアの人は、大人から小学生まで、なんであんなに美人なんでしょう。
昔は、ロシアの女性というと太っているイメージがあったのですが、現代は美意識の高まりから、すらっとした人ばかりです。


ロシア、行きたいなあ・・・。


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Posted by kanzaki at 23:18
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