2017年01月14日

「仮眠」のコツ〜「時折、1分の仮眠を数回」と「昼休みに、20分の仮眠を1回」をするとよいそうです

今回は、「仮眠」についてのお話し。
医学的には、「時折、1分の仮眠を数回」と「昼休みに、20分の仮眠を1回」をするとよいそうです。
ただし、仮眠を30分以上とると逆効果です。


kaminnokotu.JPG
(なんだか、私の頭の中を写真にしたような感じ)


睡眠時間の平均は、1日7時間だそうです。
そこから2時間削ると、脳の働きが落ちて、ほろよい状態と変わらなくなるそうです。
病気になりやすかったり、心が不安定になったりと、良いことがありません。
しかし、なかなか睡眠時間が確保できないものです。


そこで「仮眠」が大切になります。
10分の昼寝は、夜の睡眠1時間分に相当します。


医学的には、「1分の仮眠を数回」「20分の仮眠を1回」取り入れると良いそうです。



【仮眠の時間と回数】


「1分の仮眠を数回(マイクロ・ナップと言います)」は、強い眠気に襲われる前、ミスが増えたり考えがまとまらないときに行います。
ベストな力を発揮し続けるために効果があります。


「20分の仮眠を1回(パワー・ナップ)」は、正午から午後3時の間に行います。
眠気を先取りし、午後の活力をたくわえましょう。


たとえ眠れなかったとしても、視界情報を遮断することでリフレッシュできます。
気軽に考えてください。
仮眠の目的は、仮眠後に力を発揮すること。
なお、深い眠りにつかないことも重要です。



【仮眠のとり方】


仮眠は座ったままとります。
机に顔を伏せて寝るか、椅子にもたれて休みます。
腕は胸の前で組むか、机の上などに置きます。
足の裏はしっかり床に着けて体勢を安定させます。


気持ちよく目覚めるために、寝る前にコーヒーを飲むと良いです。
コーヒーのカフェイン覚醒効果が現れるまでに約20〜30分かかるからです。
目覚めた後、ベストな状態を戻しやすくなります。
起きたら、背伸びをして大きなアクビをしたり、(雨の日でも)外の光に当たるなどが効果的です。


仮眠を30分以上とると逆効果です。
「睡眠慣性」が強く働き、起きた後も眠気が続いて、本来の実力が発揮するまでに時間がかかるからです。


●「脳も体も冴えわたる 1分仮眠法」より。
https://www.amazon.co.jp/1/dp/479910103X/


※※※


睡眠時間を削って仕事をしても、良いアイディアは浮かびません。
「ひらめく」には、「ぼんやり」することが重要です。
ぼんやりと安静にしていると、脳内ネットワークのうち、「まとめる系」が働くからです。


我々は機械じゃないので、延々とエンジンを回し続けていても駄目なのは当然のこと。
仮眠は、心と身体のコンディションを最適化する身近な管理法のようです。


私の睡眠時間は、6時間と少し。
残念ながら、7時間には足りません。
そのかわり、昼休みは、食事のあとに、仮眠をとっています。
15分〜20分ほどです。


確かに、30分以上も仮眠をとると、午後の仕事をはじめても、ぼーとした感覚になります。
集中できずに困ることも。


仮眠を取り過ぎないように、昼食・歯磨き・昼寝以外の残った時間をなにか有効活用するようにしたいと思います。
ついつい、スマホでネットを見てしまうのは、やはり良くないですよね。
読書とかが良いのでしょうね。

Posted by kanzaki at 20:11
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