2017年01月15日

年配の方に、自分の人生の歩みをまとめた「自分史」づくりが流行っているそうです

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(昔は写真を一枚撮るのも大変でしたよね。スマホのおかげで簡単になりました。他の人に見せたり、2次利用も容易になりました)


エンディングノートが、広く認識されるようになりました。
自分にもしものことがあった時のため、伝えておきたいことをまとめておくノートのことです。


自分の死んだあとのことをまとめるのは、実務的に大切です。


それと並行して、自分の人生の歩みをまとめた「自分史」をつくるというのも素敵なことだと思うのです。
ご年配の方々に、人気が高まっているそうですよ。


●一般社団法人自分史活用推進協議会 - 自分史の作成や出版のサポート、講師の派遣、自分史活用アドバイザー認定講座の開催
http://jibun-shi.org/


別に自費出版する必要はありません。
自筆で書いた原稿をとじれば、それも立派な本です。
パソコンで作成して、プリントアウトすれば、書籍っぽくもなります。


何十年も昔の出来事を思い出すのは難しいものです。
自分史活用推進協議会の代表理事が、以下のアドバイスをしています。


・昔の写真を整理し、一枚一枚の写真にまつわる出来事や当時の状況を書き連ねるの一つの手です。


・旅行、趣味などのテーマ設定をして記述していく方法もあります。
出かけた際の出来事、趣味の移り変わりなどは、自然と話題が膨らみます。


・地図を利用するのも手です。
小学生の頃に住んでいた街の地図を描くことで、近所のお店などから思い出を書いてみるも面白いです。


※※※


過去の思い出、出来事を書いていくのは面白そうですね。
しかし、その時にわいた生の感情を思い出すのは難しいものです。


やはり、その出来事があった時に、記述しておくのが一番だと思うのです。
スマホやSNSの発達により、そういうことが容易になりました。
基本、デジタルデータですから、一つに集約して自分史づくりしやすいです。
しかも、写真や動画も添付できますから、ビジュアル的にも鮮明です。


これから自分史をデジタルでやるなら、有料にはなりますが、Evernoteがオススメです。


●思いついたことを簡単に記録できます。 _ Evernote
https://evernote.com/


いろんなデータやアイディアを記録するものと堅く考えられがちですが、デジタルデータならば大抵のものは記録・記憶できるので、自分史・ライフログにうってつてだと思います。
(有料版じゃないと、その能力を全く発揮できないので注意)


私はこうやってブログを2002年からやっていますから、これがもう自分史みたいなものです。
あまり長続きしないタイプの人間ですが、不思議と続いています。


学生時代どころか、20代の記憶すら薄らぼんやりしており、なかなか思い出せません。
だからこうやって、出来事だけではなく、感情や考えをライフログのように残せておけているのは良かったかなあと思います。
文章量、写真の枚数などは、下手な書籍の全集より多いですから。


そんなわけで、今後も日々コツコツと続けていきたいと思います。

Posted by kanzaki at 20:01
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