2017年02月09日

仕事をしている人ならば、少なからず気になるのが「新元号」

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仕事をしている人ならば、少なからず気になるのが「新元号」。


プログラム関係の担当者も大変でしょうが、もっと大変なのが印刷物関係の担当者です。
社内の印刷物担当者と印刷業者にとっては、かなり恐怖です。


平成から○○へ、たった漢字2文字の変更ではありますが、なんたって全ての印刷物が対象です。
全ての印刷物に目を通し、修正箇所をチェックしなければいけません。


しかも、平成バージョンの在庫管理をして、無駄を出さないよう、スムーズに移行しなければいけません。
業務用の特殊印刷物(例えば、複数片で構成された宅急便の送り状)などは、1ヶ月半とか製作に時間がかかります。
元号の修正をした版を作成し、チェックが完了してから印刷ですから、更に時間がかかります。


全ての業者の全ての印刷物が対象ですから、それを受注する印刷業者は相当な業務量になります。
コンピュータが発達した現代ですが、印刷物は減っていません。
正確にいえば、種類がべらぼうに増えて、それぞれは少量ロットになった。
昭和から平成への移行の時より、プログラムと連動する印刷物というのは、べらぼうな数になっています。


いつ、どんな元号になるのか、誰もまだ分かりません。
分からないけれど、来るべき時は、ものすごく大変なことが分かっているから辛い。


いっそうのこと、「平成」のままじゃ駄目なのでしょうかね?
それが駄目なら、公務以外は基本、西暦しか使わない世の中でもよいのですが・・・。

Posted by kanzaki at 21:01
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