江戸時代、すでに日本ではコーヒーが知られていました。
しかし、評判はよろしく無かったようでして・・・。
江戸一番の狂歌師・蜀山人(しょくさんじん)。
長崎で飲んだ際、「こげくさくて、味わうに堪えず」と日記に書きました。
明治になると、コーヒーはハイカラな文明となりました。
今で言う喫茶店につながるコーヒー茶屋・コーヒー館は、紳士淑女のデートの場所として人気があったそうです。
明治時代、文明開化によって、西洋の肉料理などが出回るようになり、コーヒーに対するイメージが変わったようです。
※
ついこの間まで、コーヒー第3の波(サードウェーブコーヒー)と呼ばれるコーヒーブームがもてはやされていました。
サードウェーブコーヒーとは、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルのコーヒーのこと。
コーヒー豆、器具、淹れ方など、それぞれにこだわりをもったものです。
そしていま、第4の波が来ました。
第3でこだわりぬいたコーヒーの味を知った人達。
今度は喫茶店ではなく、自宅でおいしいコーヒーを味わおうと思いました。
高級な抽出器具などを購入し、自宅焙煎コーヒーを楽しんでいます。
第4の波は、デカフェ・コーヒー(カフェインの無いもの)だとか、いろいろ諸説ありますが、ここ最近のニュースでは、自宅焙煎コーヒーが目立ちます。
コーヒーメーカーのステマなような気もしますが・・・。
コーヒーは、寿命をのばしたり、糖尿病のリスク軽減に効果があるなんて研究結果もあるとか(1日4杯前後が好ましい)。
嗜好品を楽しむゆとりこそが至高。
そんな生活をしてみたいものです・・・。
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