2017年12月27日

介護を経験した管理職の半数近くが、退職を考えたことが分かりました〜ここでも日本のお家芸「自己責任」が発動

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・介護を経験した管理職の半数近くが、退職を考えたことがあることが分かりました。


・退職を考えた理由は「体力・精神的な負担や不安」、考えない人の理由は「収入面での不安」をあげました。



将来、私もこれを視野に入れています。
毎日、21時過ぎに帰宅が当たり前になっているからです。
とても介護をしながら、今の仕事は続けられません。


可能なら、親が施設に入ったら、その施設で働きたいと思っています。
ずっと付き添ってあげたいからです。


数年前の今頃、親が交通事故で大怪我した時から、そう思っていました。
入院、そして退院後のリハビリ、相手との賠償にまつわる戦い・・・普通に働きながらやっていくのは大変でした。


まだあれは事故でしたから、一定の期間だけで済みます。
しかし介護となると、期間なんてものは無くて延々ですし、しかも仕事は増えているしで、お手上げです。


この場合、金銭的な不安が大きいですね。
まあ、今こうして働いていても金銭的に不安定なのですから、変わらないか。


職場で、介護にまつわる支援が期待できるところなんて、ほとんど無いのではないでしょうか。
あっても制度が形骸化していると思います。
多くの人が、普通の有給休暇ですら、「有給休暇? ナニソレオイシイノ?」状態ですからね。


またここでも日本のお家芸「自己責任」が発動されています。


とりあえず、もうすぐ始まる年末年始の休暇は、身の回りの整理をしたいと思っています。
まずは家の中。
次は職場。
時間ができたらやろうなんて悠長なことをいっていたら、絶対にできないですから、やれるところからやっていこうと思います。

Posted by kanzaki at 23:50
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