(ニカワで溶いた岩絵の具を海綿を使って、叩くように彩色。
こうすると、筆の線が出ないので、自然な仕上がりになります)
(塗ったばかりだと、水みたいに濡れた感じ。
だから日本画は、洋画みたいに立てて描かず、机に置いて描くのです)
日本画教室が再開しました。
会場が3つに分かれたのもあり、私のいる会場は少人数でのスタート。
アットホームな雰囲気は、残業漬けの社畜の私にはオアシスです。
再開までのブランクで縁が切れた人もいるが、それは仕方がない。
また新たに広げていけばいい。
今回から、画材のサイズを小さくしました。
サムホール(SMサイズ。22.7センチ×15.8センチ)という大きさ。
一般に用いられる画面として最小のもの。
なぜか日本では人気があるサイズでして、対応する額も豊富です。
今までより小さくしたのは、単純に描くのが楽だし、進行が早いから。
それに、このサイズなら気軽に机の上などに飾ることができます。
既に昨年のうちに、胡粉を下地として塗ってあります。
(歌舞伎役者が、顔に塗る白いやつと基本同じもの)
そこへ海綿を使い、2色を交互に叩くように塗っていきます。
青と緑を使っています。
交互に各色を4回ずつ、合計8層塗りました。
以前に描いたのと同じような感じで行いました。
とりあえず、この小さなサイズで同じように描くと、どれぐらい時間が短縮されるのか気になるからです。
残業時間が80時間の会社員には、短時間で仕上がるならば、それにこしたことはありません。
何度やっても、一部が白いままなのが気になりますが、一応完成。
1時間強ぐらいで、ここまできました。
サイズが3分の1ぐらいになったら、時間もそれぐらい減りました。
岩絵の具を使う量が少ないのもありがたい。
別にこれで商売しているわけではないので、高価な岩絵の具は、少量で済ませたいものです。
次の休日は、自宅で下絵を描いて転写したいと考えています。
(温めたニカワの液。これと岩絵の具を混ぜた液体で彩色します)
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