「怒らない方法」を教えてくれるアンガーマネジメント。
神ナナで何度も取り上げています。
今回は、「怒りを分類する」です。
分類の判別方法は、「自分の力で変えられるか・自分にとって重要か」です。
(1)変えられる・重要である:すぐ行動する(2)変えられる・重要でない:余力があるときに行動(期限・達成度を考慮)
(3)変えられない・重要である:現実を受け入れ、今できる現実的な別の行動をする
(4)変えられない・重要でない:放っておく
これにより、イライラが減り、自分のすべき行動が見えてきます。
※
おそらくこれは、「残業対策」にも効果あるよなあと思いご紹介しました。
残業が多い私なのですが、この1ヶ月は「70時間以内に収める」というのが課題でした。
90時間とか平気で行っていたので、このままでは労基が入ってペナルティになってしまうからです。
他の従業員の皆さんのご協力もあり、「69時間」に収めることができました。
もちろんこれは、反則技はしていません(カードを打刻して退勤扱いした上で、さらに仕事をする等)。
う〜ん、微妙で怪しい数字だが、一応達成・・・。
残業時間を抑制できた大きな理由は、原稿の入稿がひととおり終わったからです。
雪の降る時期からずっと続いた仕事が、一段落したから。
その上で、「自分がその日に行う仕事の取捨選択」を行いました。
今思えば、その取捨選択の基準が、冒頭の「怒りを分類する」と同じでした。
※
私は基本、「目の前に現れた敵をかたっぱしからやっつける」という仕事の方法です。
そこには、ちょと工夫があります。
●仕事を「爆速で終える人」は、最初に「ちょっとだけやってみる」を実践している
http://kanzaki.sub.jp/archives/004014.html
●仕事を「爆速で終える人」は何をしているのか
http://toyokeizai.net/articles/-/208194「新しい仕事が来たら、どんなに忙しくても、とりあえずちょっとだけやってみることが大事なんですよ。
ちょっとだけやってから横に置くんです」「ちょっとだけやってみる」ことの4つの効果
(1)難易度が把握できる
(2)内容を正確に理解できる
(3)裏で準備を進めることができる
(4)情報への受信感度が高まる今回紹介した「ちょっとだけ」は、事前の工夫によって、その後の仕事により効果的に取り組めるようにするといった、仕事の質を変えることの一例です。
こういったことをしても残業が減らないのは、仕事の優先度の取捨選択が下手だからではないかと。
優先度を考えて、手探りで行っていた手法が、冒頭のアンガーマネジメントと似たようなものでした。
※
(1)変えられる・重要である
(2)変えられる・重要でない
(3)変えられない・重要である
(4)変えられない・重要でない
この中で、「(3)変えられない・重要である」が困ってしまいます。
アンガーマネジメント的には、いわば「自分の心の中」のことだから、自分なりに折り合いをつければいい。
全ては自分次第。
ところが、仕事的にはそうもいかない。
出来ないのは分かっているが、結局は仕事だからやらなければいけない。
いろんな人の手を借りたり、時間をかけてやらざるを得ない。
しかし、あまりにも雲をつかむような感じで、ある種、絶望感すらある。
課題の洗い出し、打ち合わせ、計画、遂行・・・やることが多い。
仕事をする際、自分の心のコントロールをしないと、鬱になって休職してしまう可能性もあります。
私の会社でも、普通にあります。
正気を保つためには、コントロールする知恵を身につけておく必要がありますね。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |