●最後の呼び方は「お母さん」 『半分、青い。』律と和子、そして弥一が築いた“萩尾家の軌跡”を辿る
http://realsound.jp/movie/2018/08/post-240916.html
●<半分、青い。>「和子さん」トレンド入り…律との会話に「涙腺崩壊」の声
https://thetv.jp/news/detail/159745/
律が、父親と同じように和子のことを“和子さん”と呼ぶのは昔からであるが、第125回の和子と律の会話シーンでの、最後の最後の呼びかけ方は“お母さん”だった。
律と言えば、和子の言葉を借りれば、「あの子は、心の真ん中のところを人に言わない」人間だった。
ただ今回、彼は和子に対して、「あなたの息子で本当に、本当によかった。大好きだ。面とは向かって言えなくてごめん。ありがとう」と心の内を明かした。
※
「お父さん・お母さん」という言葉が広まったのは、近代になってからです。
英語由来の「パパ・ママ」とそう変わらないのです。
「お父さん・お母さん」は、江戸時代後期に上方(今の京都や大阪)で使われるようになりました。
他の地域には、まだ広まっていません。
日本中で使われるようになったのは、1903年に発行された国語の教科書に出ていたからです。
この教科書は、初めて国が編集したものです。
小学生はどこでも同じ教科書を使っていました。
だからこの呼び名が、一気に広まったのです。
親の呼び名で、もっとも古いものは「ちち、はは」です。
奈良時代にまでさかのぼります。
江戸時代では「おとっさん」、「おとっつあん」、「おかかさま」、「おっかさん」などが使われました。
町人の間では「ちゃん」、「ととさん」、「おっかあ」なども使われていました。
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大人になると、自分の親に対し、素直に自分の心を伝えるのは難しくなります。
特に、感謝の心は。
たったの5文字。
どうか先延ばしにしないでくださいね。
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