「金科玉条(きんかぎょくじょう)」という言葉があります。
意味は、自分が大切にしているルール・信念のことです。
良い意味で使われることもありますし、反対に融通が利かないこととしてあらわすこともあります。
(使い方)
A社が「金科玉条」としてきた〈選択と集中〉の経営方針に従うならば、赤字を垂れ流す事業部を閉鎖するのは当然のことであろう。
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私はそこまで確固たる信念があるわけではありません。
どれか一つに猪突猛進ではない。
「お肉を食べたら野菜もね」・・・みたいな感じ。
テレビで「○○○を食べると健康になる!」みたいな放送をすると、翌日にスーパーからその商品が無くなります。
その商品そのものがとても良いものだとしても、そればっかり食べていても良いわけではありませんよね。
なんでも、過ぎたるは及ばざるが如しです。
バランスが大事。
※
私はその日、嫌なことやイライラしたことがあったら、同じ数だけ良かったことを思い出すようにしています。
帰宅後ではなく、すぐその場で。
もし、良かったことが見つからなければ、人や出来事に「感謝」します。
そうやって、良いことと悪いことのバランスを保つのです。
嫌なことがあったからといって、八つ当たりしたり、破壊行動や暴飲暴食に心を振っても解決なんてしません。
かえって悪化する。
嫌なことやイライラすることと真正面からぶつかって心を落ち着かせるのは、なかなかできるものではありません。
だから、全く正反対なことを考えるのです。
早急に対処すると、心が平穏になりやすいです。
自分のスペックを極端な方向に振るより、バランスを保つように振り分けるほうが、結局ダメージが少なくてすみます。
ダメージが少なければ、ものごとを遂行しやすい。
運動だけではなく、芸術にも接してみる。
デジタル一辺倒ではなく、アナログの良さも再認識してみる。
そんな感じで、対極するものをどちらも認めるのです。
一辺倒の方が歩みは速いでしょうが、両方をバランスよくやっている方が、ゆっくりだけれど挫折することなくやっていけて、しかも幅が広がります。
どれか一つにこだわらないのが、私なりの金科玉条です。
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