2019年01月03日

RPA(ロボットによる業務自動化)を試してみたい今日このごろ〜人手不足、従業員の高齢化、残業時間削減の切り札となるか?

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「冬休みの宿題」として自分に課した長期プロジェクトのまとめ一覧。
これは1月2日の深夜に終わりました。


もう一つ、余力のあるうちに前倒しでやっておきたい仕事の準備があります。
これを明日からの3日間で行いたいと考えております。


本来、休暇中に最も重要なToDoは、「ないもしない」です。
分かってはいるのですが、ちょっと今は無理だ。


昇進してからこのかた、休まる時間がありません。
様々なタスクが一気に押し寄せると、考える時間と食事の時間を削ってこなさないといけません。
残業は増える一方。


人員増強に期待しつつも、育成には時間がかかるので即効性はありません。



最近本気で情報収集しているのは「RPA」です。
ビジネスパーソンならば去年、耳にする機会が増えた言葉ですし、外部から提案を受けたりしました。


RPAとは、「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」を略したものです。
ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念です。



RPA業務自動化ソリューション 「そろそろロボット従業員を雇いませんか?」



RPA the Movie 〜RPAを使うとこんなことができる〜


人手不足、従業員の高齢化が深刻になっているので、可能な限り機械がやってくれるのはありがたいです。
業務の高速化・正確さにも貢献できそうです。


これを導入するには、ちょっと問題があります。
それは、「ロボットに自分たちがやってきた業務を教えること」です。


教えるということは、まずはじめに「自分の仕事の棚卸し」が必要になります。
業務マニュアルといえば良いのでしょうか。
いつ、どのようにするのかを全て洗い出さないといけません。


業務には「例外」「ハプニング」がつきものです。
その場合の対応策も洗い出さないといけません。
自分の頭の中にだけあったノウハウも、すべてマニュアル化してあげる必要があります。


マニュアルというより、「芝居の台本」と言った方が適切かもしれません。
ロボットに、我々人間のやってきたことを演じてもらうわけですから。
しかし今の所、ロボットに「アドリブ」は難しい。
だから、全て教え込まないといけないのです。


他社での導入事例を見ますと、かなりの確率で失敗、挫折しています。
理由は上記のとおり、自分の仕事の棚卸しを中途半端にしてしまったから。
RPAという言葉が先走ってしまい、過度な期待から巨大なプロジェクトとして導入してしまうと泣きをみます。


最初は、素人が作った「エクセルの簡単なマクロ」程度の成果でスタートすべきですよね。
少しずつロボットに学習させ、実行させていく。
自分のやっていた仕事の負担が、いつの間にやら楽になっていたという感じで長期的なスタンスも必要。


RPAを個人の業務レベルで、しかも他人に頼らず・お金をかけず、自分自身が学習しながら試していきたいと考えています。
最初は、『RocketMouse Pro』を使ってみようかと思います。

Posted by kanzaki at 23:43
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