2019年01月15日

自分がやるべき仕事じゃないと悩む人は、仕事は「食べる手段」と捉えればいい

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精神科医・産業医 奥田弘美さんの書いた、「心に折り合いをつけて うまいことやる習慣」が10万部のベストセラーになっています。


奥田さんが精神科医になるきっかけを作った、90歳で現役精神科医の中村恒子さんの人生と考えをまとめたものです。


●心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 _ 中村 恒子, 奥田 弘美 _本 _ 通販 _ Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4799107216/



・自分がやるべき仕事じゃないと悩む人は、仕事は「食べる手段」と捉えればいい。
まずはスッキリ受け入れてみる。


・他人に多くを求めすぎない。適度な距離感、相手の反応を求めて深追いしない。


・悪い想像が心を占めてしまった時に抜け出すには、まずはそのことに気づくのが大事。
気づけば妄想の連鎖を止められる。
深呼吸し、別のことに集中してみてみる。
思ったことを書きながら、事実と妄想を分けてみる。
自分に都合の良い想像をしてバランスをとってみる。


・心の折れない働き方は「3つのR」。

(1)レスト:
良質な食事と適切な睡眠

(2)リラクセーション:
くつろぎ、リラックス。自分でオフの時間を作るため、SNSやメールなどに対し「つながらない権利」。

(3)レクリエーション:
コンサート、映画、スポーツなど、気分転換できる楽しいこと。


※※※


上記の内容は、多くの人がいろんなところで聞く対処法だと思います。普遍的。
しかし、実際に自分が窮地に立ちますと、それらの知識はいっぺんに吹っ飛びます。
焦るか怒るか、極端な心の状態になります。
結局、あたふたもがきながら前へ進むしかないのかなと。


最近の私は、生きていくために働いています。
働くために生きているとも言えます。
お金が無いと生活できないですし、将来も不安ですから。
家族がお金で困らない生活を過ごせればいい。


多分、世界中探しても、自分にぴったりな仕事や、自己実現のための仕事なんて無いと思うのです。
こんだけ長く生きてきても、見つかる気配さえない。


毎日、窮地に立ってあたふたしてしまい、丸一日穏便に過ごした日なんて記憶にない。
心に波を立てないよう、淡々と仕事をしたいです。
でも、それも無理でしょう。
そういう状況で仕事をした事に対し、お金をいただいていると考えています。

Posted by kanzaki at 23:00
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